友田たかしプロが指導! ボディボード講座vol.2
前回のボディボードの魅力や発祥についてはいかがでしたか? 2回目はボディボードを始めるにあたって必要な道具をレクチャーします。絶対に欠かせないボディボードやフィンといった必需品はもちろんこと、持っていると便利なグッズなども紹介。まずは一度ボディボードってどんなものか試してみたい、そんな人はボディボードやフィン、ウエットスーツといった基本の道具のレンタルをして、体験レッスンを受けてみよう。一度もレッスンを受ければ、波に乗る楽しさが一発でわかる!
ボディボード
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ボディボード |
長さ1m前後の発泡材でできたボードで、プールで使うビート板を大きくしたような感じだが、中に心材が入っていて固くなっている。メーカーやモデルによって、中の心材や表面のデッキ材が異なり、素材や組み合わせによってしなり方が変わってくる。このボードのしなりを上手く使えるようになると、波の上や下に動くターンが出来るようになる。また、カラフルなデザインの商品が多く、他の道具と組み合わせて色のコーディネートするのも楽しみのひとつである。
リーシュコード
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リーシュコード |
ボディボードに取り付ける流れ止め。肘または二の腕につけるタイプと、手首につけるタイプの2種類ある。肘、二の腕タイプは波に巻かれた時に肘を曲げて、波に巻かれるようにしないと抜けてしまうことがあるので注意が必要。手首タイプはパドリング(手で漕いで進むこと)をする場合、ボードの前にコードが引っかかり、邪魔になることがあるが波に巻かれた時には抜けにくい。自分のライディングスタイルで選ぼう。また、リーシュコードは命綱ではないので、切れてしまう事も想定して、無理のないコンディションで波乗りしよう。
フィン
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フィン |
ボディボードはサーフィンに比べて長さがないため、推進力がさほどない。そのためフィン(足ひれ)をつけて波乗りをすると推進力が増し、よりたくさん波に乗る事ができる。フィンには大きく分けて2つ、ブレード型とスクリプト型という形がある。ブレード型は1枚の板状になったもの、スクリプト型はブレードのセンターに切れ目の入っているものをいう。選ぶ時には5分くらい履いて足が締め付けられないか、どこか当たって痛いところがないか、しっかり確認してから買おう。
また、シュノーケル用フィンなどのようにボディボード用ではないフィンは、ライディング中に水の抵抗を受けてしまい、スピードが出ず、ひっかかることがあるので、必ずボディボード用のフィンを使おう。