7/13(日)試合当日、厚い雲が覆う中、選手たちが続々と集まり大会がスタートした。
セットで胸~肩くらいのサイズの波で、大会をするのには最高のコンディションだが、風がけっこう吹いており、ビーチに立っていると寒い感じがする。
夏休みはすぐそこなのだが、3mmフルスーツで入っている人が多いくらい、水温もまだまだ低い。
天候が崩れることもなく、順調に午前中の試合は進んでいく。
この大会は現役のプロボディボーダーがジャッジとして参加している。
午後からスタートするメインラウンドの前に、エキシビジョンとしてプロボディボーダーによるスーパーセッションが行なわれた。
参加しないプロによる採点もあり、なかなか盛り上がった。
まずはドロップニークラスで、吉冨亮介プロ、近江豊人プロ、山田亨プロの3人が出場。
バックフリップやスピンなどをバンバンと決めてくれる。結果は吉冨亮介プロの勝利!
続いて、メンズプロによるセッションには近藤義忠プロ、府金秀一プロ、前山剛志プロ、長沢勇治プロ、藤嶋崇プロの5人によって行なわれた。
さすがはプロというような高さのあるエルロロ、華麗なスピン技などを連発すると、ギャラリーからは拍手が沸き起こっていた。
優勝は前山剛志プロ!
午後からはメインラウンドとなり、どのクラスもハイレベルな試合展開になってくる。オープンクラスといえども、スピンやエルロロは当たり前という感じで、数年前に比べるとボディボーダーのレベルが格段にアップしていると思えてくる。
MENSスペシャルクラスは二連覇を狙う和田真一、そしてそれを阻止したい昨年2位の木村進の戦いが見事だった。技をきっちりと入れたライディングを3本まとめた和田が、2連覇を成し遂げた。
ドロップニークラスも同じく、2連覇となる地元の金子友喜がキレのあるライディングを披露して、勝利をもぎ取った。
WOMENSスペシャルクラスは、アマチュアの大会では優勝経験が何度かある岸里美がセットのいい波をつかみ、しっかりと得点を重ねて優勝となった。