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防寒対策シリーズ(1) 冬用ウエット ウワサの新素材(4ページ目)

ウエットスーツはまさに日進月歩で進化し続けています。今回はウエットの素材に注目し定番のSCSやMMIの他ウワサのあったか素材を詳しくご紹介します!

執筆者:恒松 澄子

semidry.jpg

MMIの他にも、最近の冬用のウエットは
(セミドライも含めて)
裏地にはほとんどの場合起毛処理された
素材が使われています。
ただメーカーごとに呼び名や作られ方が
それぞれ異なるので
ちょっとわかりにくいのですが....。
機能は素材によってそれぞれ「ウリ」に
しているポイントがあるので
自分に一番必要な機能、たとえば
「軽さ」「乾きやすさ」「まず保温」
などをチェックしておくと迷わなくて
済みますよ!



ホットカプセル

フリースのように肌ざわりが良く暖かいのが特徴の起毛素材です。
ウエットよりもラッシュの裏地に使われているのをよく見かけます。
ふつうのライクラ素材のものとは比べものにならないくらい暖かいので
水温の低い時期に海に入るには必需品です。

値段はやはりふつうのラッシュよりも高めになりますが
その分充分保温効果があるのでぜひおすすめしたいですね。
MMIのインナーと重ね着すれば動きやすく、しかも暖かいので
セミドライなしでもかなりイケます!

wet.jpg 私はこう活用してマス! wet.jpg
  私は、真夏の朝イチなどにも水着の上にホットカプセルのラッシュを
着て入る事が多いです。
ライクラ素材のラッシュを着てもよいのですが個人的にフリースが
好きなんですよね。
あのフカフカした感じがホットカプセルにもあるので
思わず着る前にスリスリしてしまいます♪


サーマルスキン

アメリカで開発され世界中のサーファー
ボーダーに愛用されている素材です。
こちらもラッシュガードに用いられて
おり、生地の厚さに種類があります。
裏地がSCSのウエットの下に着ると
水が入ってきた時にウエットが「滑る」
ような感覚を防いでくれるので
SCSウエットを着ている人には
特におすすめしたいですね。

wet.jpg 私はこう活用してマス! wet.jpg
  SCSとの組み合わせはホントにおすすめです。
滑りがよいのがウリのSCSですが水が入ると、ウエットが滑ってしまったり
逆に張り付くような感じがしたりする時があるのですが
サーマルスキンのインナーを着ているととても具合が良いです。
冬場はMMIのインナー+サーマルスキンのラッシュの組み合わせの時が
一番多いですね。


アモルファス

アモルファスという金属が使われている起毛素材です。
肌触りがよく体温上昇・発熱・防菌・防臭など様々な効果があり
今一番の高級あったか素材といえます。


センシア

液状のセラミックを生地に混ぜ込んであり生地自体が遠赤外線を放出
する!ような仕組みの起毛素材です。


ファーベストファイバー

スーパーファーベストと呼ばれることもあります。
センシアと同じく遠赤外線を放出するセラミック練混み糸から
作られています。
身体の奥までこの遠赤外線が届くので保温効果が高い素材です。


ソーラーファイバー

蓄熱効果のある素材を編み込み同時に伸縮性も高めた素材です。
スーパーウォームなどの商品名もあります。


ウォーリアーズ

とても軽いことで人気のある起毛素材です。


エアパイル

撥水効果の高い起毛素材です。
軽いのも魅力です。


サーモグラス

伸縮性の高い起毛素材です。


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