ちょいうまテクニック５　ノーリー(2ページ目)

想像力をフル回転してまずはイメージでノーリーをメイクしよう

実際にやってみよう！

アプローチでは基本姿勢を保ちバランスを整えます

１、緩い斜面でゆっくりなスピードから始める
上記で説明したとおり、スピードが速いとノーリーのタイミングが難しいです。緩い斜面をみつけてゆっくりなスピードから始めましょう。

小さくなって力を溜めます

２、一旦沈み込みオーリーの準備
一旦沈み込むことでより強いノーリーができます。またこの時真っ直ぐではなく、前足の真上に沈み込むようにして、重心をノーズ側に移動します。

前足側に沈み込んでいる点に注目しましょう

写真ではあまり伝わりませんが、感覚的にはもっとボードのノーズ側へ乗り込んでいます

３、ボードのノーズに乗り込むように前足を踏み込む
ボードのノーズに上半身から乗り込むように立ち上がるのと同時に、それを助けるように後ろ足を引き上げることで、ノーズをしならせ力を溜めます。

前足を踏み込み、ノーズに溜まった力を解放

４、前足をタイミングよく踏み込む
しなったノーズを弾くように前足を踏み込み、空中に跳ね上がります。

前足が自然と上がってきます

５、空中では上半身に両足を引きつける
反発力をうまく使って跳ね上がることができれば、前足が自然と上半身に近づいて上がってきます。後ろ足も引き込み、両足を上半身に引き寄せることで、空中姿勢が安定するだけでなく、ノーリーに高さが生まれます。

後ろ足も引き込み、空中では両足を上半身にできるだけ引き寄せます

ランディングに備えて足を下ろしていきます

７、着地に合わせて足を下ろす
いつまでも足を引き寄せたままにしていると、着地の衝撃を膝で吸収することができなくなってしまうので、膝を柔らかく使うためにも、着地に合わせて足を下ろしていきます。

両足でしっかりと着地。ナイスノーリー！

８、両足でしっかりと着地してノーリーをメイク！
膝を柔らかく使って、しっかりと両足で着地。体でタイミングを覚えるように何度も繰り返し練習しましょう。

アドバイス

ノーリーはオーリー同様に何度も繰り返し練習することで、ノーズへの重心移動とノーズを弾くタイミングを体で覚えることが大切です。落ちている雪球や枝を飛び越えたり、迂回路の落ち込みをノーリーでドロップしてみるなど、今までオーリーでしてきたことをノーリーに変えてチャレンジしてみましょう。ガイド的には、オーリーとはまた違った、ノーリーのうれしい違和感が大好きです。

では次回もお楽しみに。

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初・中級者向けのコースが多く、スノーボードパークも充実しているので、練習にはもってこいのゲレンデです。

【取材協力】
湯沢パークスキー場
http://www.park-resort.com/

新潟県南魚沼郡湯沢町小坂
（Yahoo！地図情報ではココ)
TEL : (025)787-4111

■電車でのアクセス
上越新幹線　越後湯沢駅から送迎バスで10分（東京駅から70分）
■車でのアクセス
関越自動車道　湯沢ICから約3,5?、車で8分（練馬ICから167?）