スノーボード/スノーボード関連情報

ちょいうまテクニック5 ノーリー

「ちょいうまテクニック」の第5回目は、ボードのノーズを使って跳ね上がる「ノーリー」にチャレンジ!遊び心がいっぱいに詰まったノーリーは、まさにオシャレボーダーの為のトリック。オーリーとの違いを楽しもう!

執筆者:日色 裕二

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ノーズの反発をうまく使って跳ね上がるのがノーリー

「ちょいうまテクニック」の第5回目は、ボードのノーズを使って跳ね上がる「ノーリー」にチャレンジします。遊び心がいっぱいに詰まったノーリーは、まさにオシャレボーダーのためのトリック。オーリーに加えてノーリーもマスターすれば、単純にトリックをする楽しみが今より2倍になりますので、仲間や彼女と一緒にワイワイ楽しみながらやってみましょう!

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南雲武仁(ナグモタケヒト)
今回も取材に協力頂いた新潟県湯沢町にある「湯沢パークスキー場」のすぐ脇に住んでいて、ガイドの所属するスノーボードチーム「黒羊(クロヒツジ)」のメンバーでもある「南雲武仁(ナグモタケヒト)」くんに手伝ってもらって、そのコツを伝授していきます。

ではさっそく始めましょう!


オーリーとノーリーの違い

■ボードのノーズ部分の反発を利用する!
ボードのテール部分(後ろ足より後ろの部分)の反発力(フレックス)を利用して跳ね上がるオーリーに対して、ノーリーではボードのノーズ部分(前足より先の部分)の反発力を利用して跳ね上がります。空中に跳ねる理屈や動作は「オーリー」と同じなので、まずはオーリーをしっかりとマスターした後に練習すると、ノーリーの上達も早いでしょう。また高く跳ねる為にはオーリー同様に、ボードのフレックスを最大に生かすための動作とタイミングを体で覚えることが大切になります。

■オーリーよりも難しい
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実際にやってみると、ノーズを弾くのは結構難しい
ノーリーは、実際にやってみるとオーリーよりも断然難しいことに気がつきます。跳ね上がる理屈は同じなのですが、「滑りながらノーズへ重心を移動する」という動作が、実際中々出来そうで出来ないのです。理由を簡単に説明すると、スノーボードで滑走中は、斜度があることを考えてもスピードに対して体が遅れるのが普通で、自然とテール側に乗ってしまうことはあっても、ノーズに乗るということはありません。なので、滑りながらノーズに乗り込むという動作はスピードに逆らって行う動作になり、テールを使うオーリーよりも高い滑走技術やバランス感覚が必要になるのです。

またオーリーに比べて「高さ」を出すのが難しいのも、スピードが出れば出るほどしっかりとノーズへ乗り込むという動作が難しくなるからです。ただ、簡単そうに見えて実は難易度が高いトリックだからこそ、玄人好みなオシャレトリックとされる所以。その辺も頭で理解しつつ、楽しみながら練習してみましょう。

>>実際にやってみよう!>>
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