グラブを入れてエアーをよりスタイリッシュに! |
前回紹介した「オーリー・エアー」をマスターしたら、今度は空中に飛び出した後に、ボードを手で掴む「グラブ・エアー」にチャレンジしてみましょう。オーリー・エアーに、グラブを加えることで、トリックがよりスタイリッシュになるのはもちろん、トリックのバリエーションも増えて、ワンメイクの楽しさがさらに広がります。
今回は多数あるグラブ・エアーの中でも、最もポピューラーで比較的やりやすい「インディー・エアー」をご紹介します。オーリー・エアーをしっかりとマスターしていれば、以外とすぐにできるようになります。逆にオーリー・エアーができていないと、中々ボードに手が届かず難しいと感じるかもしれません。どちらにしてもまずは実践あるのみですので、仲間を誘って一緒にどんどんトライしていきましょう!
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それではさっそく始めましょう!
グラブって何?
まず「グラブ」について簡単に説明しておくと、スノーボードでは、「ボードを手で掴むこと」を「グラブ」と言います。そしてこのグラブには、「前の手と後ろの手のどちらで掴むのか」、もしくはボードのつま先側、カカト側、テール、ノーズなど、「ボードのどこを掴むのか」という2つを基準に、幾つかのバリエーションがあり、それぞれにトリック名があります。代表的なものを挙げると
前の手で足の間のつま先側を掴む → ミュートグラブ
前の手で足の間のカカト側を掴む → メランコリーグラブ
後ろの手で足の間のつま先側を掴む → インディーグラブ
後ろの手で足の間のカカト側を掴む → ステイルフィッシュグラブ
前の手でノーズの先端を掴む → ノーズグラブ
後ろの手でテールの先端を掴む → テールグラブ
などです。グラブトリックを始める際は、ボードのつま先側を掴む「ミュート」や「インディー」が比較的やりやすいです。なので、まずはインディーから始めて、空中でボードを掴む感覚を養っていきましょう。
実際にやってみよう!
インディー・エアー |
それでは実際にやってみます。