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脱初心者のスノボテクニック……「立履き」

今回はバインディングを立って履くスノボテクニック、「立履き」を伝授いたします。ある程度ターンもできるようになって、スノーボードに慣れてきたら、お次は仲間や彼女を「おっ!」っと驚かす「ちょいうまテクニック」に挑戦してみましょう。

執筆者:日色 裕二

スノボテクニック「立履き」

スノボテクニック「立履き」

スノボテクニック「立履き」

連続ターンはできるようになりましたか?転ぶ回数も少なくなって、ある程度滑れるようになってきたら、お次は初心者脱出を目指して「ちょいうまテクニック」に挑戦してみましょう。

コツさえ覚えればすぐにできるようになるので、スノーボード仲間に差をつけたい人や、密かに想いを寄せる彼女にカッコイイところアピールしたい人には、ピッタリですよ。今回の記事では、バインディングを立ったまま履く、「立履き」を伝授します。

リフトを降りた後、後ろ足をバインディングに装着するのに、毎回冷たい雪の上に腰をおろすのは正直めんどうですよね。実際ゲレンデに行くと、うまい人は立ったままバインディングを装着していることに気づくはずです。でも緩い斜面とはいえ、どうして立ったまま履けるのか?立って履こうとしてもボードが滑りだしてしまってうまく出来ない!という人は多いはずです。
 
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南雲武仁(ナグモタケヒト)
幾つかのメーカーよりスポンサーを受けるプロライダー。湯沢を中心に活動している
そこで今回は、取材に協力頂いた新潟県湯沢町にある「湯沢パークスキー場」のすぐ脇に住んでいて、ガイドの所属するスノーボードチーム「黒羊(クロヒツジ)」のメンバーでもある「南雲武仁(ナグモタケヒト)」くんに手伝ってもらって、そのコツを伝授していきます。

簡単ですので、さっそくやってみましょう!
 

立履き

1、履く場所を選ぶ
リフトから降りたら、まずはできるだけフラット(平ら)な場所か、雪の柔らかいところを探します。
 

2、ボードを安定させる
ボードを履く場所を決めたら、ここからがキーポイント!緩い斜面とはいえ、そのままではボードは滑ってしまいますので、まずはボードが滑らないように安定させる必要があります。
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前足を振り上げてヒールエッジで雪面を平らに削ります。

写真のようにボードを振り上げ、前足のヒールエッジを使って雪面を平らに削ります。実際は写真ほど大げさな動作は必要ないですが、雪面が平らになって、ボードが安定するまで小刻みに削りましょう。
 

3、バランスを保ちながらバインディングをはめ込む
ボードが安定したら、バランスを保ちつつ、ゆっくり後ろ足とバインディングにはめ込みます。  
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小刻みに繰り返して、できるだけボードを安定させます
 
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斜面を削ることで、ボードが滑らなくなります
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バランスが崩れないように注意しましょう
 
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ストラップはしっかり締めます

4、ストラップを締める
バインディングのストラップを締めます。
 
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立履き完了!さぁ出発!

5、装着完了
座らなくていいので、早いし楽ですね。
さぁ滑りだしましょう!
 

アドバイス

「立履き」のポイントは2つです。

まず1つは、一番最初の「どこで履くか」が大切です。できるだけフラットなところか、もしくは雪の柔らかいところを選びましょう!斜面が急なところよりは緩いところの方が、当然履き易いですし、また雪が硬いとヒールエッジをいくら叩きつけても雪面が削れないことがありますので、雪が柔らかいところがベターです。

もう1つは、「できるだけボードを安定させた状態で履く」ことです。前足のヒールエッジをうまく使って雪面を削り、ボードが滑り出さないように安定させましょう!

実際やってみるとホントに簡単ですので、スノーボードに慣れてきたら是非やってみて下さい!座って履くよりも、断然うまく見えますから!

それでは次回もお楽しみに。
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初・中級者向けのコースが多く、スノーボードパークも充実しているので、練習にはもってこいのゲレンデです。
【取材協力】
湯沢パークスキー場
http://www.park-resort.com/

新潟県南魚沼郡湯沢町小坂
(Yahoo!地図情報ではココ)
TEL : (025)787-4111

■電車でのアクセス
上越新幹線 越後湯沢駅から送迎バスで10分(東京駅から70分)
■車でのアクセス
関越自動車道 湯沢ICから約3,5?、車で8分(練馬ICから167?)

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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