卓球/卓球関連情報

2002全日本選手権より(4) コラム集「勝者たちの記憶」(8ページ目)

絶賛あり? 辛口あり!! 全日本選手権の各種目の「勝者たち」を、主観と偏見に満ちたコラムやレポートで振り返ってみました。まあ、コラムなんてそんなもんですけど。

執筆者:壁谷 卓

混合ダブルス

優勝 渡辺将人・東郷媛(シチズン時計・サンリツ)

昨年からペアを組んだ渡辺将人・東郷媛(シチズン時計・サンリツ)が優勝した。「優勝するとしたら、ミックスが一番可能性があると思っていました」と渡辺が言うように、名コンビと呼ばれるペアがいなくなって久しい混合ダブルスは、6年連続で初優勝ペアが誕生したことになる。

決勝では、真田浩二・西飯由香(協和発酵・健勝苑)と対戦。2セットを先取し、「優勝したらどうなるんだろう」と渡辺は思ったという。

だが、西飯はこの種目で3回、女子ダブルスでも3回の優勝経験をもつスペシャリスト。そこからフルセットに持ち込まれたが、最終セットは「楽しくやろう」という初心に返り、要所でポイントを奪い、振り切った。

「(渡辺が)全部うまいから、私は入れていただけ」と東郷は謙遜するが、渡辺は「男子では出せない低いループドライブが効いていた」と言う。優勝したらどうなりましたか? という問いに、「優勝したら、気持ちよかった」と渡辺は笑った。

決勝 渡辺・東郷 3(8、5、-10、-9、9)2 真田・西飯
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