手首を利かせた台上での操作性に優れているラケット
ペンホルダー(ラケット)とは……ペンを握るようにラケットを持つタイプのラケットのことです。一般的に日本式と中国式の二種類に分けられます。
日本式の多くは片面ラバー、中国式の多くは両面ラバーです。
日本では一昔前までほとんどの選手がペンホルダーでしたが、現在はシェークハンドに押され減少傾向です。
■特徴
指先を使って打つような感覚のラケットで、片面または両面を使って打ちます。
■良い点
- 手首を利かせた台上での操作性に優れている
- サーブが打ちやすい
- フォアハンドで強いボールが打ちやすい
- ミドルを比較的処理しやすい
- 強いスピンをかけやすい
■悪い点
- バックハンドの攻撃力に欠ける
- ラケットの角度を誤れば球がうまく返せない
有効なテクニック
台上技術全般、ツッツキ、ストップ、プッシュ、フリック。バックハンドスマッシュ。あと速いスマッシュと正確なスマッシュ(角度打ち)の使い分け。