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松下浩二「10年目の境地(7完)」(2ページ目)

プロ生活10年目を迎えた松下浩二。その境地を聞いたインタビュー記事の最終回は「結婚の選手生活への影響」などについて。

執筆者:壁谷 卓

「楽しく生活してるんで、卓球も楽しくできてますよ。家を出たら、またがんばろうっていう気にさせてくれますし」(松下)


──その逆に、浩二さんが奥さんを助ける場合もあるんでしょうけどね。勝ち負けによる浮き沈みっていうところを、お互いが緩衝材的な役割をすることによって、プレーへの活力になっていく部分が大きいのかな、と。

「その活力というのはありますよ。また練習がんばろうとか、試合がんばろうとか。ふさぎ込んで生活してるわけでもないし、悩み抱えてるわけでもないし。楽しく生活してるんで、卓球も楽しくできてますよ。家を出たら、またがんばろうっていう気にさせてくれますし。まあ、助けられてる部分のほうが大きいですね(笑)。

やっぱり、家を空けることが多いんで、それに対してああだこうだ言わないですからね。理解してくれてるから言わないのかもしれないし。『そんな、あんた外ばっかり行って』とか、そういうのは全然ないですからね。もう、気持ちよく出してくれますから。

『行ってらっしゃい。いつ帰ってくんの』みたいな感じで。『1週間後ぐらいかな、10日かな』とか言うと、『あっ、そう。じゃぁ、またね』みたいな感じですからね」

──浩二さんの場合、家を出ないと仕事が成り立たない部分がありますからね。

「まあ、そうですけど。でも、嫁さんとしたら家にいてもらったほうがね。やっぱりひとりでいるのは淋しいと思うんですよ」

──奥さんの場合は、自宅を拠点にして高島(規郎)さんに教わっているんですか。

「そうです。練習やってますね」

──岸(真由)さんも一緒ですか。

「そうですね、はい」
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