テニス/テニス関連情報

テニス怪我予防術 捻挫(ねんざ)

初心者の方から上級者まで共通して持つリスク、テニスで起こりうる怪我の代表が捻挫。捻挫がどのような怪我であるかを理解し、早く治すためのコツと、再発を防ぐためにどのようなことができるのかをみていきます。

執筆者:吉川 敦文

初心者から上級者まで共通する怪我の代表が捻挫。捻挫は一度起こすと再発しやすい傾向にあります。今回は、捻挫がどのような怪我であるかを理解し、早く治すためのコツと再発防止策を紹介していきます。

捻挫とは?

捻挫
テニスは特に左右の動きの激しいスポーツ。それだけに足への負担も大きい
足首を支えている靭帯が伸びる、あるいはひどい場合には切れた状態になるのが捻挫です。足首を内側にひねる内反捻挫と、外側にひねる外反捻挫の2つに大きく分けられ、一般的によく起こるのは足首を内側にひねる内反捻挫。外反捻挫は、全体の1割程度にすぎませんが、怪我の程度は、より重いというのが一般的です。

内反捻挫の場合、損傷を起こすと外くるぶしの周りに痛みが出て、場合によっては腫れが出ます。具体的な重傷度は以下のとおり。

1度:軽くひねった程度。歩行可能
2度:腫れて、皮下出血を伴う場合もある
3度:痛みが激しくて歩けない。何もしなくても痛みがある。靭帯が切れてしまっている状態

基本的にはどの状態でも休みを取りアイシングをします。「1度」の場合プロ選手であれば大抵プレーを続けますが、直後の対処ができれば治りは早くなります。可能であれば次にあげる「RICE」を行ってください。

捻挫応急処置には「RICE」が有効

RICE
捻挫には、アイシングしながらの圧迫が非常に効果的
捻挫の応急処置にはRest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)が有効です(通称「RICE」)。

Rest(安静)…足首を90度くらいに保ち、できるだけ動かさないこと
Icing(冷却)…捻挫した直後より、炎症が広がり始めています。すぐに氷水などで冷やし、悪化を最小限に止めるように
Compression(圧迫)…伸縮性のある包帯やテーピングを巻き、強めに圧迫。腫れや皮下出血を抑えるのが目的です。アイシングとともに行う
Elevation(挙上)…受傷した足首を、心臓よりも高い位置に上げます。血液が損傷部に流れ込むのを抑えるのが狙い。腫れや程度の悪化を軽減することができる

考え方の基本は損傷部周辺の腫れ(内出血)を増やさないこと。患部を揉むのは厳禁です! ガイド自身もRICEの効果を実感していて、経過が驚くほど変わるのを感じます。

>>次のページは、捻挫の治療法と予防法>>
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