捻挫は後遺症が怖い

捻挫
捻挫はRICEの対処が基本。決して甘くみてはいけない
捻挫が怖いのは後遺症。適切な治療が行われれば8~9割は元に戻りますが、1~2割は残念ながら後遺症が出ると言われています。例えば寒い時期になると痛みがあったり、足首に緩んだ感覚が残ったりします。捻挫の反復も後遺症の一例。捻挫をすると足首を支える靭帯が伸びてしまい、繰り返しやすくなります。「捻挫が癖になる」といわれる状態ですね。

ガイドの経験上、「恐怖心」「違和感」からテニスに集中できないというのが一番よくある後遺症です。

ウォーミングアップと筋トレで捻挫予防

■基本はウォーミングアップ
足首に痛み、違和感があれば、足首を無理に伸ばしてはいけません。足首につながる筋肉をほぐすくらいの感覚で始めてください。それにより、足首に対する体全体のサポート力があがります。

■筋トレ
靭帯を鍛えるということではなく、足首につながる筋力を鍛えることで足首のサポート力をあげます。足首はあまり意識して動かさない場所なので、単純に使っている筋肉を意識して足首回りを動かすだけでも予防になります。例えばゴムなどを使用して脚をしばり、ヒザが離れないように注意しながら、カカトを起点につま先側の開閉運動を繰り返すようにします。タオルギャザーといって、床に敷いたハンドタオルを足の指を使ってたぐりよせるようなエクササイズもGOOD。ただし、痛みや違和感があれば無理をしないこと! 

サポーターで足首を安定させる

捻挫
プロ選手の足元をよく見れば、固定具を使っている選手が結構多い
足首専用サポーター・ザムストの『A1』。固定ストラップで足首を安定させながら、足の動きを妨げない設計がされています。サポーターに関しては他にもスポーツ専用が市販されていて、テニスを行うときに必要な動きをあまり制限せずに、関節を安定させる優れた商品が多くあります。プロ選手もよく利用しています(テーピングやサポーターで足首を安定させる方法も予防には有効)。

捻挫は、予防を行うことでそのリスクを抑えることができます。また、怪我をしても適切な対処をすることで治りが早くなり、「ひねり癖」を避けることが可能。ぜひ基礎知識として押さえておき、テニスに集中して楽しむことができるようにして下さいね。



<関連リンク>
テニス初心者のための怪我予防術1
テニス初心者のための怪我予防術2
テニス初心者のための怪我予防術3

<取材協力>
トレーナー:豊田啓



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