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テニス怪我予防術 ウォーミングアップ

「テニス初心者のための怪我予防術」と題し、初心者、もしくは週末くらいしかテニスを行わないという人が、怪我をしないようにどうすればいいかを全5回にわたり紹介していきます。

執筆者:吉川 敦文

「テニス初心者のための怪我予防術」と題し、初心者、もしくは週末くらいしかテニスを行わないという人が、怪我をしないようにどうすればいいかを全5回にわたり紹介していきます。

第1回目の今回は、「ウェオーミングアップ」。テニスで一番多いといわれている怪我は、足首の捻挫。コートを上下左右に激しく動くスポーツだけに捻挫は避けて通れない怪我かもしれませんが、最初に入念にウォーミングアップを行っておけば、その可能性は確実に下げることができますよ。

ウォーミングアップの目的は?

ランニングはウォーミングアップの基本。時間をかけて行いましょう
健康に楽しくテニスを楽しみたかったら、簡単なウォーミングアップは必須。普段よりも10分早くコートへ行き、テニスを始める前に体を動かして起きましょう。そもそもウォーミングアップの目的は、プレーする前に1度体を温め、筋肉をほぐして怪我のリスクも減らし、ゲームの始めから思い切り動くことができるようにするためのものです。事実、テニスでの怪我のほとんどはプレーの始めの時間帯が多いと言われています。

残念ながらというか当然、怪我をせず最初から思い切りプレーするためには、早くプレーしたいという気持ちを抑えウォーミングアップを行うことが必要なのです。

ウォーミングアップで行うべきこと

サイドステップは股関節の可動域を広げる大切なストレッチ
実際ウォーミングアップで行うべきことは、非常にシンプルです。
  1. 体を暖め、筋肉や関節の動きをスムーズにする。実際はジョギングなどで大丈夫です。冬場は気温が低いので、温かい格好をして行えば時間を短くすることができます。逆に夏は気温や湿度が高いので、冬場と比較すると短い時間でも十分な効果が得られます


  2. 疲れていたり、硬くなっている筋肉、つまり張っている筋肉をほぐす。これは、柔軟体操などで構いません。関節を大きく動かしてみましょう。このときに注意したいのは、あまり強い反動を起こさないこと。体が温まっているとはいえ、まだウォーミングアップの途中です


  3. 実際のプレー時で行う動きの確認。これは実際のプレーを想像しながらラケットを振ってみるなどですね
この3つを押さえていれば、効果的なウォーミングアップを行なうことができます。10~15分あれば十分でしょう。

>>次のページは、ウォーミングアップの注意点>>
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