第1回目の今回は、「ウェオーミングアップ」。テニスで一番多いといわれている怪我は、足首の捻挫。コートを上下左右に激しく動くスポーツだけに捻挫は避けて通れない怪我かもしれませんが、最初に入念にウォーミングアップを行っておけば、その可能性は確実に下げることができますよ。
ウォーミングアップの目的は?
ランニングはウォーミングアップの基本。時間をかけて行いましょう |
残念ながらというか当然、怪我をせず最初から思い切りプレーするためには、早くプレーしたいという気持ちを抑えウォーミングアップを行うことが必要なのです。
ウォーミングアップで行うべきこと
サイドステップは股関節の可動域を広げる大切なストレッチ |
- 体を暖め、筋肉や関節の動きをスムーズにする。実際はジョギングなどで大丈夫です。冬場は気温が低いので、温かい格好をして行えば時間を短くすることができます。逆に夏は気温や湿度が高いので、冬場と比較すると短い時間でも十分な効果が得られます
- 疲れていたり、硬くなっている筋肉、つまり張っている筋肉をほぐす。これは、柔軟体操などで構いません。関節を大きく動かしてみましょう。このときに注意したいのは、あまり強い反動を起こさないこと。体が温まっているとはいえ、まだウォーミングアップの途中です
- 実際のプレー時で行う動きの確認。これは実際のプレーを想像しながらラケットを振ってみるなどですね