プエルタ本人のコメントは…
プエルタ自身は奥さんが服用していていた市販の薬を摂取したが、たまたまその薬に禁止されていた成分が入っていた。故意に摂取したわけではないが、自分の不注意で結果的にこのような結果になってしまったと弁明している。プエルタにはこの判決に不服があれば3週間以内に異議申立を起こすことができる権利を有するが本人は異議申立を行わず、この判決を受けることを表明している。とはいえ、プレルタ自身はこのようにコメントを残している。
人の人生がこのようなかたちで終わってしまって、それで満足できるなんて思える人がいるのならそれは驚異的だ。
検査で摘出された薬物量は微量で体に影響を与えるほどではかったらしい。とはいえ故意ではないにしろ禁止されている薬物を摂取してしまったこと。そして、今回が二度目であったことが結果的にあまりにも厳しい結果をもたらすにいたった。
世界を転戦する選手が同じ過ちを繰り返すことのないよう、今回のことを肝に銘じ、選手生命を、そして信頼を失うことのないよう細心の注意を図って欲しい。
ファイト溢れるプエルタの勇姿をコートの上で見ることができなくなるのは本当に残念だが、選手の守るため、スポーツを守るため、テニスを守るためITFにとっても苦渋の決断だったことは違いない。