反旗をひるがえしたダブルススペシャリストたち
ブライアン兄弟を筆頭にダブルススペシャリストたちは新ルールの無効を求め、ATPを相手取り訴訟を起こしたのだ。さらに、これまでダブルスの発展に力を注いでいなかったとし、ATPにその責任を追及した。それほどまでにダブルススペシャリスト達は心底腹を立てていたことが伺える。変更と改善の違い
シングルス上位選手が出場するダブルスも見たい。もちろんそうである。とはいえ、変更と改善を履き違えていないか?テニスを好きな、いちファンとして寂しく思う。改善の着目点は間違っていなかったか?もっとグローバルな視点で改善に着手してほしかった。文句ばかり言っていても仕方がない。ランキング制度のことはやはり論外だがルールの変更が決まってしまった以上は仕方がない。プロの選手に言及すれば、プロである以上新しいルールの中で結果を出していかなければならない。それがプロだろう。
最後に…
「ダブルス」という競技を愛しているテニスファン、選手が世界中にはたくさんいる。鶴の一声でいかにようでも変えてしまおうとしているATPに伝えたい。ダブルスでも人を呼べる選手を育てることがATPの使命でないですか。「ダブルスを大切にしてください」と。
ダブルスファンの一人として切にそう願う。
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