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油断大敵!この夏、熱中症に注意しよう! 熱中症の予防と対策(3ページ目)

熱中症という言葉はよく耳にするものの、症状や対処方法について言及してみます。正しい知識を身に付けて、この夏を乗り切ろう!

執筆者:伊藤 一幸


まず涼しい場所に運び、水分補給。

熱中症の救急処置

■熱失神、熱疲労
涼しい場所へ運び、衣類をゆるめて寝かせ、水分を補給。足を高くして寝かせ、手足を抹消から中心部に向けてマッサージ。吐き気や嘔吐で水分補給ができない場合は病院で点滴を受けさせる。

■熱痙攣
痙攣している部分をマッサージし、さらに生理食塩水(生理食塩水とは血液・組織液と浸透圧の等しい約0.9パーセントの食塩水。水分欠乏時の点 滴、静脈内注射、注射薬の基剤や外用の洗浄剤とする。生理的食塩水。生理食塩液)を補給。

■熱射病
一刻も早く医療機関へ搬送し治療を施さなければならない。いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが大事なので、現場の処置が重要。現場での処理は涼しい場所に運び、衣服をゆるめて上半身を高くし、座っているのに近い状態で寝かせる。

そして、体を冷却。首、脇の下、足のつけ根など、血管が皮膚表面に近いところを氷などで集中的に冷やす。水を体にふきかけ、風を送って冷やす。近くに十分な水が見つからないときは、近くに居合わせている人が持っている水筒水、スポーツドリンク、清涼飲料水などを口に含み、患者の全身に霧状に吹きかける。

以上のことに気をつけ、熱中症を避け、夏のテニスを楽しみましょう。

<参考リンク>
熱中症の基礎知識と対処法(子供の健康)
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