3年生が卒業し、2年生・1年生だけでの大会となるため昨年の夏のインターハイの団体戦の結果だけで優勝を予想するのは困難である。 しかし、夏のインターハイで1、2年生でレギュラー入りしている選手がいる学校は、逆にその選手の試合経験が大きなアドバンテージとなる。 |
■昨年のインハイ実績 |
● 男子 団体戦ベスト4に残った学校は明石城西、湘南大附属、名古屋、日大三島の4校。 その時のレギュラーで今度の選抜出場を果たしたのは明石城西の岡田憲太選手と名古屋の長谷川純一選手だけである。 特に名古屋の長谷川純一選手は 昨年の選抜大会準優勝、高校総体(インハイ)優勝、個人戦でもベスト4に入るなどの経験があり、今大会ではチームの柱として成長してきている。 (湘南大附属、日大三島は予選で敗退) 個人戦を見てみるとインハイベスト16に進出した選手で今大会での注目選手は、シングルス準優勝をした柳川の吉備雄也選手、前述のベスト4の長谷川純一選手、ベスト8の浦和学院 稲葉健太選手、ベスト16の 静岡 加藤尚敬選手、 渋谷幕張 林雄也選手である。 ● 女子 団体戦ベスト4に残った学校は園田学園、仁愛女子、四天王寺羽曳丘、柳川の4校。 その時のレギュラーで今度の選抜出場を果たしたのは園田学園の久見香奈恵選手、仁愛女子の川内智代選手、 恒松瑞希選手、柳川の福井恵実選手。 その中でも柳川の福井恵実選手は全国中学大会準優勝。トヨタジュニア、全日本ジュニア(16歳以下)、全日本ジュニア選抜室内で優勝などの実績に加え、昨年のインハイでは1年生ながらシングルスNO1としてチームをベスト4に導くなど、個人戦だけではなく団体戦での経験も他の選手を上回っている。 また、園田学園の久見香奈恵選手はインハイの決勝にはシングルス2で出場し、ファイナルタイブレークを8-6で勝ち優勝に貢献、全日本ジュニア16強、年明けの全日本ジュニア選抜室内4強などの経験と実績を持つ。 (四天王寺羽曳丘は予選で敗退) 個人戦を見てみるとインハイベスト16に進出した選手で今大会での注目選手は、シングルス優勝をした共栄学園の 田中真梨 選手、前述のベスト4の久見香奈恵選手、 ベスト8の宮崎商 東友賀選手、 ベスト16には前述の福井恵実選手、 浦和学院 奥村麗奈選手、金城学院 大見真衣子選手、 渋谷幕張 高雄恵利加選手 である。 |
■過去の優勝校 |
夏のインターハイはダブルス1本、シングルス2本の計3本による対抗戦なので、シングルスに強い選手が2名いれば勝ち上がっていける。 しかし、春の選抜は計5本なので強い選手が4名は必要となる。 しかも開催時期が春休みということで3年生はおらず、2年・1年生だけによる戦いになる。 それ故、選手層の厚い高校、いわゆる名門高校が有利であると言われている。 |
□ | 男子 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
過去5年の優勝校
過去の優勝回数
男子の柳川は第1回大会からすべてベスト4入りしている。 |
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□ | 女子 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
過去5年の優勝校
過去の優勝回数
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