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デ杯の歴史や仕組み、試合方法の紹介 デ杯 04 対インドネシア戦の結果(2ページ目)

デ杯のアジア・オセアニアゾーン グループ1の1回戦、日本―インドネシア戦が2月6日(金)~8日(日)に行われました。今回は男子の世界一を決めるデ杯の歴史やインドネシア戦の結果などをお伝えします。

執筆者:吉原 浩通

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デ杯の仕組み

大会はグループ方式を取っており、最上位にワールドグループ16カ国があり、その下には世界を3つの地域に分けたゾーングループがある。
各ゾーングループは4段階あり、各グループで勝つと上位グループとの入替え戦に出場できます。

ワールドグループとの入替えは
ワールドグループの1 回戦の敗者8 チーム、と各グループ1の上位チームの計16 チームが抽選で戦い勝利すれば翌年、ワールドグループへ上げれます。

今回2月6日(金)~8日(日)に行われたのはワールドグループの1回戦と
アジア・オセアニアゾーンなど各グループの1回戦。
日本は現在グループ1(右図の黄色部分に所属)にいて、
2連勝するとワールドグループとの入替え戦に出場できる。
しかし、2連敗すればグループ2との入替え戦に臨まなければならない。

試合方法

試合は1日目シングルス2試合、2日目ダブルス1試合、最終日に相手を変え、
シングルス2試合の計5試合で争われ、試合は5 セット・マッチで、最終セットだけロングゲーム(タイブレークではなく2ゲーム差がつくまでひたすら続く方式)


2月6日(金)~8日(日)の日本の試合結果

初日のシングルスを1勝1敗と分けた日本でしたが、
2日目ではダブルスのスペシャリストの寺地・嶋田組が
ストレート勝ちで王手をかけた。
しかし、3日目は鈴木貴男選手が体調不良で欠場。
鈴木選手に替わって出場した寺地貴弘選手でしたが
手首のけがのため、第2セット途中でリタイア。
これで2勝2敗のとなり、最終試合に勝負がかかりました。
最終試合は初日にフルセットで惜敗している本村剛一選手。
あっさり2セットを失い、万事休すと思われましたが
そこから3セット連取で奇跡の逆転勝利!。

対戦成績を3勝2敗とした日本はワールドグループとの
プレーオフ進出をかけて、4月9日(金)~11日(日)
日本(会場未定)にてインドと戦うこととなりました。

インドは世界ランキング15位(日本は31位)の強豪。
過去20戦して2勝18敗。
1921年,30年に勝って以来、実に18連敗中ですが
ホームの利を活かして、がんばってほしいですね。

拍手だけで静かに観戦するのがテニスと思われている方、
いえいえ、団体戦は違います。
バレーボールと同じように、コートチェンジの間には
お馴染みの『日本チャチャチャ』の手拍子や太鼓、
日の丸はもちろん、 『がんばれ日本』の大声援 が会場を
包み、すっごく盛り上がります。

選手も応援に後押しされ、スーパーショットが続出します。
対インド戦はみんなで応援に駆けつけましょう。
2月6日(金)1日目シングルス
     
鈴木 貴男 6-4 プリマ・シンパチャージ
  6-3  
  4-6  
  6-4  
     
本村 剛一 6-4 フェビ・ウィドヒヤント
  3-6  
  2-6  
  6-3  
  5-7  
 
2月7日(土)2日目 ダブルス
     
寺地 貴弘 6-4 スワンディ
トーマス・嶋田 7-6(3) ヘンドリ・スシロ・プラモーノ
  6-1  
     
2月8日(日)3日目 シングルス
     
寺地 貴弘 5-7 フェビ・ウィドヒヤント
   4-3.ret  
     
本村 剛一 5-7 プリマ・シンパチャージ
  2-6  
  6-4  
  6-2  
  6-3  

続いてワールドグループの試合結果です。

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