文章 : 吉原浩通(All About「テニス」旧ガイド)

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男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ(デ杯)のアジア・オセアニアゾーン グループ1の1回戦、日本―インドネシア戦が2月6日(金)~8日(日)にジャカルタで行われました。
世界の女子トップ選手が集まる東レや超大物高校生の平山選手が話題を集めるサッカーU-23の代表戦(VS イラン)と重なったため、注目度では勝てませんでしたが、日本が見事3-2で勝利しました。
今回は男子の世界一を決めるデ杯の歴史や日本―インドネシア戦の結果などをお伝えしたいと思います。

 デ杯の歴史

デ杯は1900年、当時まだ学生であったドワイト・フィリー・デビスらの提案により米テニス協会が米英対抗戦として始めたのが起源である。
その後、ベルギー・フランスが加わり、1904年からはさらに参加国の制限をなくし、どの国でも出場できる大きな大会となり、今年は第93回大会となる。(途中、第1、2次世界大戦などで開催されず)
参加国は142にも及び、毎年行われる世界大会としては最も歴史ある大会なのである。

 過去の優勝国

●過去優勝回数(1900年~2003年)
アメリカ
31 回
オーストラリア
28 回
イギリス
9回
フランス
9回
スウェーデン
7回
ドイツ※
3回
優勝回数ではアメリカ、オーストラリアが抜きん出ている。
とくに1937年から1973年の期間はアメリアとオーストラリアの2国が優勝を独占していた。
しかし、1974年に南アフリカが初優勝を果たした後はイタリア、チェコスロバキア、スペイン、ロシアが優勝の栄冠を手にするようになってきた。

(※ドイツ=西ドイツ+ドイツ)
●過去10年間のファイナル(決勝)
年度
優勝国
スコア
準優勝国
1994
スウェーデン
4-1
ロシア
1995
アメリカ
3-2
ロシア
1996
フランス
3-2
スウェーデン
1997
スウェーデン
5-0
アメリカ
1998
スウェーデン
4-1
イタリア
1999
オーストラリア
3-2
フランス
2000
スペイン
3-1
オーストラリア
2001
フランス
3-2
オーストラリア
2002
ロシア
3-2
フランス
2003
オーストラリア
3-1
スペイン

日本がデ杯の桧舞台から遠ざかってだいぶ経つが、第2次世界大戦以前はデ杯で準優勝したこともある世界の強豪国であった。
(準優勝・・・ 1921年の第16回大会、清水・熊谷・柏率いる日本は前年優勝のアメリカに0-5で敗れるも見事 準優勝!)

続いてはデ杯の仕組みです。

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