ゴルフ/最新ゴルフクラブ・用品レビュー

クラブは感性工学の時代へ!新V-iQ(3ページ目)

4代目を数えるブリヂストンの人気クラブ「TOURSTAGE V-iQ」! 感性工学デザインという、これまでのゴルフクラブにないコンセプトで臨んだ意欲作を紹介します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

新しい「V-iQ」のターゲットアイとは?

ヘッドのクラウン部分に備えられた「ターゲットアイ」。ヘッドの重心を意識するように円形が描かれている
新しい「V-iQ」の特徴を実際にドライバーから紹介します。何といっても特徴的なのは、構えたとき見える「ターゲットアイ」と呼ばれる円。この円=ヘッドの重心と意識して、ボールにヘッドの重心をぶつけるつもりで打つと、良い結果が得られるというもの。重心をボールにぶつけるつもりで打つと、振り遅れの防止、スイング軌道の安定によるミート率の向上などの効果がヒューマンテストによって確認されています。

その他にも、フェース面を大きく見せるようにしたマスキングライン。シャフトを短く見せるようなカラーリング。2本のラインデザインが入り、スクエアに構えやすくなったグリップと、ゴルファーの感性に訴えて構えやすく打ちやすくする工夫が随所に施されています。

「V-iQ」といえば、ターボラバー構造と呼ばれる振動吸収機能が評価されていますが、今回も健在。ヘッドのみならず、シャフト、グリップにも振動吸収効果を搭載した「トリプルターボラバー」構造を採用しています。振動吸収機能は、言うまでもなく打感の向上に効果があります。打った後の感触やフィーリングも向上させ、あくまでゴルファーの感覚に作用し、リラックスできるようになっています。

FW、ユーティリティーにも「ターゲットアイ」が装備されている
実際、一般的なドライバーと感性工学デザインを施した「V-iQ」の二種類のドライバーをアドレスした状態で脳波を計測したところ、「V-iQ」ではアドレス時の緊張感を和らげリラックスできる効果が計測されました。計測に携わった東京工業大学名誉教授の武者利光氏も、ゴルフクラブの領域でデザインでこれだけ脳波に作用するとは、と驚かれていたそうです。

ターゲットアイは、フェアウェイウッドとユーティリティーにも採用。重心を感じて打つというコンセプトは、ドライバー以外にも有効です。


>>アイアンにも感性工学デザイン! >>
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます