石川遼、早くも今季2勝目!
石川遼選手が、トーナメントで使用するヨネックスの「NANO V NEXTAGE TYPE430 ドライバー」。石川選手と同じシャフトも受注生産で装着可能 |
石川選手は、これで賞金ランキング2位に浮上。現在、1位は賞金王獲得5回を誇る日本の第1人者、片山晋呉選手です。片山選手の賞金額には、今年のマスターズ4位での賞金が加算されており、国内ツアーのみでの賞金に限っていえば、石川選手は現在ダントツの1位。高額賞金の試合が続く、後半戦の出来如何によっては、史上初の10代賞金王の可能性も高くなりました。
今年前半戦のツアーは、有力なプレーヤーの成績がそれほど良くありません。賞金王経験者の谷口徹選手や日本ツアーに復帰した丸山茂樹選手、近年ブレイクを果たした矢野東選手、谷原秀人選手等もまだ優勝がない状況。後半戦の巻き返しも十分期待できますが、前半戦のアドバンテージは小さくありません。
今年、日本プロゴルフ選手権で優勝した池田勇太選手、全英で活躍した久保谷健一選手、全米プロにも出場した藤田寛之選手など、好調の選手がこれからさらに成績を伸ばしてくると、実際に賞金王レースで石川選手のライバルになる可能性が高そうです。
賞金王を狙うにあたり、石川選手の最大の強敵になりそうなのが、現在平均ストローク1位のブレンダン・ジョーンズ選手。サンクロレラクラシックでも石川選手と最終ホールまでもつれる激闘を演じたジョーンズ選手は、優勝がないにも関わらず賞金ランク現在2位。石川選手をしのぐほどの飛ばし屋でもあり、後半戦最大のライバルになるでしょう。