ゴルフ/ゴルフクラブ・用品の選び方

トッププロと歩んだツアーステージの10年(3ページ目)

主にアスリートゴルファーを対象としたラインナップで絶大な支持を得ているブリヂストンスポーツの看板ブランド、ツアーステージは今年で誕生10周年。ゴルフギア史に残る10年の歩みを2回に分けて紹介します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

世界で残した確かな実績

丸山茂樹プロが世界記録「58」をマークした「X500」。クラブにこだわりの強い中嶋常幸プロが永く愛用したことでも知られる
2000年には、「X500」ドライバー、「C500」FW、「X5000」アイアンとプロ・上級者の評価の極めて高かった本格モデルが登場。

「X500」は、中嶋常幸プロが永く愛用したことでも知られ、2001年から2002年につづく復活優勝を成し遂げる上で、大きな力になりました。多くのツアープロの栄光とともにあった「X500」ですが、そのハイライトは、丸山茂樹選手が、USツアーの予選会でマークした世界最小スコア「58」の達成でしょう。日本のツアープロが前人未到の記録を打ち立てたことは私たちにとっても大変誇らしいことです。

2001年には、よりやさしさを重視した「V700」「V800」ドライバー、それにマッチした「V7000」「V8000」アイアンが登場。あらゆるゴルファーをツアーステージブランドに取り込む「Tourstageはyourstageへ。」という戦略がスタート。プロユースのブランドイメージはそのままにより多くのゴルファーを対象としたブランドへと移行していきます。

マスターズ日本人最高位となった「V700」
「V700」は何といっても伊澤利光(※当時は伊沢)プロが、マスターズで日本人過去最高位の4位になったことが印象に残ります。伊沢プロは100年以上に及ぶ日本のゴルフ史上で、最高のショットメーカーの一人。その全盛期には常にツアーステージが在ったことは見逃せない事実です。

2001年には、丸山茂樹選手のモデル「MR-23 U.S.SPEC」も登場しています。丸山選手は、2001年に日本人としては2人目となるアメリカでのツアー優勝を成し遂げました。

ちなみに以前の優勝となると、その18年前の青木功プロのハワイアンオープン優勝までさかのぼります。当時はもう日本人は永久にアメリカでは勝てないんじゃないかという閉塞感にも似た空気がありましたが、見事に覆した瞬間です。

世界レベルで好成績をあげた突出したプロゴルファーである伊澤、丸山両プロは、日大荏原高校時代の先輩後輩の間柄。その年日本で行われたワールドカップにコンビで出場。翌年のワールドカップも同じコンビで、日本に45年ぶりの優勝をもたらしました。

日本のゴルフが大きく世界に近づいた瞬間に、ツアーステージ使用プロがいたことは恐らく偶然ではありません。この時期は、世界的にプロの使用ボールが糸巻きからウレタン系素材のカバーを用いたソリッドボールに世界的に移行していました。その点で一日の長があった日本のプロゴルファーやメーカーに好結果の恩恵がもたらされたものと考えられます。多くのプロのフィードバックと高いテクノロジーに裏づけされたゴルフギアは、他の海外ブランドと比較しても紛れもなく優位に立っていたのです。

>>次は、世界の舞台でも活躍>>
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