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新サービス!ゴルフGPS距離測定の現在(2ページ目)

専用GPS端末を使った距離測定器、ショットナビポケットが2008年3月に発売。レーザー距離計との比較を加えながら、GPS距離測定の可能性について探ります。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

携帯電話を使ったナビゲーションサービス

携帯電話、PDA(携帯情報端末)を利用したサービスもすでに展開中
そもそもGPSを利用した距離測定のサービスは、GPS機能を内蔵した携帯電話向けのサービスとして始まりました。

GPSが標準搭載となったNTTドコモのFOMA903i、904i、905iシリーズなど向けにアプリケーションが用意されています。残念ながらau、ソフトバンクには対応していません。PDAでのサービス同様に、コースのレイアウト表示、コース内の任意の2点間の距離計測などが可能になります。使用料は月額315円と割安感があり、月に一度でもプレーすれば元は取れそうな感じです。既に2150コースを越える登録コースも今後さらに増える予定で、2008年中には、日本のゴルフ場の98%にあたる2300コースを網羅するとのこと。

至れり尽くせりといった感のあるこのサービスですが、GPS機能を使用していると携帯電話のバッテリーの消耗が激しいのが欠点です。平均的にいっても3~4時間くらいでバッテリーは使い切ってしまうので、場合によっては1ラウンドもたない場合もあります。また、携帯機種の性能にもよるところがありますが、林の中など電波の届きにくい場所で、GPS機能が十分に発揮されない場合もあります。

最初に紹介したショットナビポケットは、こうした欠点を克服するため専用のGPS距離測定器を使用することが特徴。ボタン3つのシンプルなつくりで、機能も距離測定に特化しています。GPSも高精度でストレスの少ない距離測定が可能です。気になる電源ですが、充電式の単4電池2本使用で約10時間の使用に耐えられます。これなら2ラウンドくらいはもちそうです。

コースレイアウトの表示は出来ませんが、パー72から提供されているラウンドデータ管理サイト、スコログを使用すれば、プレー後にコースレイアウトと自分のプレー内容を保存時し、管理することが出来ます。

>>次は、レーザー式距離測定器との比較>>
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