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知らないと恥!?第2弾 ゴルフの罰則

ゴルフルールをルールブックできちんと覚えたゴルファーは意外に少ないのが現状。意外と知られていないルールとその罰則について解説します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

意外と知られていないルール

以前の記事、初心者のためのゴルフマナー初心者のためのゴルフルールでは、ゴルフプレーをスタートするにあたり最低限知っておきたいルールやマナーについて解説しました。

ルールを犯すと厳しいペナルティが課せられます。違反内容によっては、その試合に失格となるほどの厳しい罰です。プロゴルファーでさえ毎年何人かは、知らずに犯したルール違反によって失格になるケースがあります。

ガイドの個人的な感想ですが、ゴルフルールをルールブックできちんと覚えたゴルファーは意外に少ないように思います。知らず知らずのうちにルールを侵してしまっていることがあるかもしれません。今回は、意外と知られていないルールとその罰則について解説します。

ティーグラウンド

ティーマークに結ばれた線から2クラブレングスがティーグラウンド
まずはティーグラウンドでのルールです。正式にはティーインググラウンド(Teeing Ground)といいます。2つのティーマーカーを結んだ線から、2クラブレングス(クラブ2本分の長さ)の区域です。

さて、クラブ2本分の長さを測る際にはどのクラブを使用するのでしょう? これはそのプレーヤーのバッグに入っているクラブなら何でもOK。通常は一番長いドライバーを用いる事になります。つまりこの点においては、ドライバーは長いほうが多少有利といえます。クラブレングスは、他のルールでも頻繁に用いられます。

よく見かける光景に、ボールをティーアップしたボールが落ちてしまったり、ワッグル(スイングの際の予備動作)したクラブにボールが当たってしまうことがありますが、これは無罰でやり直せます。しかし、ボールを打つ意思を持ってスイングして空振りした場合は、罰はありませんが1打とカウントされます。空振りの勢いでボールが落ちてしまったら、そのままの状態でプレーしなければなりません。

ちなみに、確認のためにインプレーのボールをマークしてボールを拾いあげても無罰ですが、マークせずボールに触ってしまった場合は、1打罰です。「Play the ball as it lies」(ボールはあるがままに打て)という格言があるように、ゴルフのもっとも基本的なルールです。

>>次は、ロストボールとハザードについて>>
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