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初心者のためのゴルフルール(2ページ目)

スムーズなプレーとゴルフを楽しむために欠かせないゴルフルール。今回は、初心者向けにわかりやすく解説します。間違った自分たちだけの「ローカルルール」でプレーしていませんか?

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

グリーン上のルール

正しいマークの手順を覚えよう!
グリーン上では、同伴プレーヤーの邪魔にならないようボールをマークします。マークとは目印(マーカー)をつけ、ボールを拾い上げることです(規則20-1)。

マークする際は、ボールを動かさないようにボールの後ろにマーカーを置き、ボールを拾い上げます。自分のプレーを行うときは、カップに近づかないように気をつけながら、ボールをマーカーの前(拾い上げる前にあった場所)に正確に置きます。プロのトーナメントでもマークの仕方が悪いとクレームや罰打の対象になります。きちんとしたやり方を最初に覚えましょう。 
仮に同伴プレーヤーがマークをしなかったとします。そのままパッティングを行い、もし同伴プレーヤーのボールに触れてしまったら、なんと自分が2打罰です。視界に入って気になるようならマークをお願いしましょう。

ちなみに、グリーン外からアプローチなどを行ったとき、既にグリーン上にある同伴プレーヤーのボールにぶつかった際は、ペナルティはありません。そのときは、自分のボールはそのままで、ぶつかった同伴プレーヤーのボールをもと在った場所にリプレースします(規則19-5a)。

旗竿を抜いた後は、プレーと関係のない離れた場所においておきましょう。
抜いた旗竿に当たってしまうと2打罰のペナルティとなります(規則17-3)。

ライン上でのマークのマナー

自分のパッティングライン上に、同伴競技者のマーカーがある場合は、そのマークをずらすことが要求できます。パッティングは各々のリズムで行いますから、本来は要求されたときにはじめてマークをずらします。しかし、目上の人などとのラウンドのときなどは特に、パッティングに入る前に「マークをずらしましょうか?」と一声かけたほうが良いでしょう。

>>次は、コースの中での救済処置>>
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