録りながら撮れる
動画を録っているときに、写真としても瞬間を撮りたい、そんな場面でもザクティのHD1000という機種では、動画を録りながらも写真も撮れるようになっています。動画を録っておいて、編集段階で、好きな瞬間を写真として切り出すことも可能なのですが、録っているときに写真としても撮っておけば、画像を取り出す手間が省けて便利です。
ただ、ムービーを基本に横位置撮影用に作られているので、縦位置での写真撮影をしたいときには、少し不便さは感じます。
フルハイビジョンでも録れてしまう
Web用からフルハイビジョンまで画質モードを選択できます。 |
HD1000では、なんとフルハイビジョン画質でも撮影ができてしまいます。ここまでくるとビデオカメラですね。Web用にサイズからフルハイビジョンまで画質モードが数段階から選択でき、必要な用途に応じて録れるので、使い方によって画質を調整できます。
アタッチメントコンバージョンレンズをつければ、さらにワイド、望遠撮影も楽しむことが可能に。 |
ワイドコンバージョンレンズを装着したところ。ちょっと大きいのでかなり目立つかも。これを持って構えているとどこか秘密兵器を持っているようで少年探偵団気分にもなれたりして少し楽しい。 |
写真を撮るときのズームレンズのサイズは、38ミリから380ミリ。広角側がもう少し広い画角が欲しい感じなのですが、アタッチメントのコンバージョンレンズをつけることで、ワイドと望遠両方サイズを変更可能です。
楽しんで録って撮れるカメラとして作られているザクティ。動画を主体にしたデジカメも一台というときには使える機種ではないでしょうか。
日々進化を遂げるデジタルカメラ。だんだん写真と動画の境目がなくなりつつある感がします。ひとつのカメラで両方撮れるのであれば、どちらもその特性に応じたものを撮れるようになればさらに活用できることでしょう。
コンパクトデジカメの動画モードも一度試してみて、さらなる楽しみを見つけてみてくださいね。
写真・テキスト 瀬川陣市
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