Q 記録サイズはどれを選べばいいのでしょうか
記録サイズの設定画面。JPEG圧縮で記録するときには、ここからサイズを選びます。 |
画質モードとは、圧縮率のこと。圧縮とは、データ量を減らすこと。データを軽くしたいときに使います。一般的にFINEが1/4、NORMALが1/8、BASICが1/16の圧縮率とされています。低圧縮率のほうが高画質ということになります。FINEがこの中では一番高画質ということ。JPEG(ジェイペグ)と呼ばれる圧縮方式が主流。
もうひとつRAW(ロウ)モードというのがあります。これは、まったく圧縮されずに記録されます。最も高画質で撮りたいときに選択します。ただし、データ量も多くなります。撮影後に画像をデジタル現像する目的のときに選ぶモード。レタッチすることが多いときによく選択するモードです。
記録サイズとは、よく聞く画素数のこと。この記録サイズが大きければそれだけ大きいサイズでのプリントが出力できるという目安と考えていいでしょう。L判(約90×128ミリ)サイズにプリントするのに必要な画素数は200万画素程度。
なので1000万画素で撮ってもL判サイズのプリントでは300万画素で撮られたものと画質にさほど違いは出ません。出力するサイズに合わせて記録サイズを選ぶといいでしょう。L、M、Sとサイズを選択できます。
プリントはL判程度で出力し、一枚のメモリーカードである程度の撮影枚数も確保したいなら、NORMALモードのMサイズという組み合わせで設定して撮影してみてはいかがでしょうか。
Q レンズは1本だけでいいのですか?
初めて一眼レフを購入された方は、レンズキットなどで標準ズームレンズがセットになったものを選ばれた方も多いかもしれません。標準ズームレンズと言っても決まったサイズがあるわけではないのですが18-70ミリくらいの画角のズームレンズがそれにあたるといっていいでしょう。レンズも望遠レンズなどがあれば、撮れる写真の内容も変わってきます。もし標準サイズのものをお持ちなら、次に200ミリくらいまでの望遠サイズもカバーするレンズを買い足してもいいでしょう。最近は、広角から望遠まで1本のレンズでカバーするものも出てきているので複数持ち歩きたくない方には
おすすめです。
レンズの画角の違いについては、『「あゆは28ミリ」の28ミリってなんだ?』の記事を参考にしてみてください。
デジカメでは必須のホワイトバランスについては次のページで!