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ライトゲーム場所選びのコツ-磯編-(2ページ目)

今回からライトゲームで磯へチャレンジします。ワイルドな釣りを楽しんでください!

執筆者:中山 一弘

磯ではどこを攻める?

26番
干潮時に磯を観察すれば溝の形状や海藻類、窪みなどが分かりやすい。満潮時に水深が数十センチもあれば、エサを求めて魚が入ってくる可能性も高い
磯に立って大事になることは地形を把握するということ。ゴロタ浜でも、大きな岩が点在しているのはどこか? 陸から見える岩がどのように海へ落ち込んでいるのか? など、なるべく早く状況を推理することが重要になる。磯周りで攻めるポイントといえば、やはり魚が身を隠すことができる岩のエグレや、自然の地形が作り出す穴などがメインとなるからだ。そういったポイントをいち早く見つけるためには、観察眼が必要になってくる。

まずは比較的簡単に観察できる足元をよく見てみよう。干潮時に磯を散策していれば、亀裂やエグレ、穴などは容易に発見できるはず。満潮時にそれらが水没するような感じならそこを狙ってみるのもひとつの方法だ。それに慣れてくると岩の形状から海底を推理できるようになる。こうした自然の観察眼を養うのも、釣りの醍醐味のひとつといえるだろう。


例えばこのような場所に立ったとする。ここは堤防のテトラと地続きで岩礁帯が続くというエリアだ。足元を見ると大降りの岩が折り重なっている。この隙間にソフトルアーを落とし込んでゆけばよいというわけだ


ここはゴロタ浜だが、干潮時に見ると左上にある岩が浮いていて潮が通しているのが分かると思う。満潮時には水没するので場所をよく覚えておき、ルアーでその周囲を探ってみればよいのだ。

このほか、沖に目をやると周囲と色が違う部分があるはずだ。そこは大きな岩や海藻帯となっている場所で、いわゆる隠れ根というものになる。もちろん、そうした場所も狙い目となる。まずはすぐに釣りをしようとせず、じっくり周囲を観察してみると思わぬ発見もあるだろう。

次回も引き続き磯を攻めます。お楽しみに!

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