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バカミスorリアル?驚愕の殺人ゲーム小説(2ページ目)

『葉桜の季節に君を想うということ』の歌野 晶午が久しぶりに講談社ノベルスに登場! 話題の新刊『密室殺人ゲーム王手飛車取り』とオススメ既刊を紹介します。

執筆者:石井 千湖

次に読むならこの2冊

女王様と私
無職のオタク真藤数馬が遭遇する連続殺人事件。女王様とは?
『女王様と私』
無職でロリコンのオタク・真藤数馬。彼が出会った「女王様」の周囲で連続事件の幕が開く。キャラクターのデータを小出しにすることによって、随所で「ああ、そうだったのか!」と思わせる構成が巧いです。主人公の歪んだ内面世界にどっぷり浸りながら読み進めていくと、最後にはあっと驚く仕掛けがあります。

『死体を買う男』
江戸川乱歩の未発表原稿が発見された、という設定で書かれた作品です。探偵役をつとめるのはなんと、江戸川乱歩と萩原朔太郎のコンビ。二転三転する展開が見事です。それまでも信濃譲二シリーズとか読んでいましたが、初めて「歌野さんってスゴイ!」と思った一冊だったりします。

ぜひ、歌野ワールドを堪能してみてください~

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