今野ファンの書店員がおすすめする『隠蔽捜査』の次に読みたい本
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| 撮影協力：ブックストア談浜松町店今野作品を熱烈に応援している書店。『触発』を大プッシュしています。 |
中野さん：自衛隊の爆弾処理のスペシャリストと爆弾魔の対決の話で、「今野先生、爆弾つくったことあるのですか」といいたくなるくらい爆弾製作の描写がリアルです。さらに、「今野先生とそれも風変わりなおつき合いを始めて…」で始まる押井 守氏の解説もすごいです。また、『触発』に登場する碓氷刑事が、『アキハバラ』『パラレル』(共に中央公論新社)にも登場します。こちらもオススメです。
『隠蔽捜査』は発売当初から評判の高い作品でしたが、今回の受賞をきっかけにもっとブレイクするのではないでしょうか。ほかに著者の代表シリーズ「ST警視庁科学特捜班」（講談社）もおすすめ。公式サイトによると、出版社倒産などの事情により絶版になっていた初期の「安積警部補シリーズ」3部作も、4月から角川春樹事務所のハルキ文庫で復刊されるそうです。未読の方は、この機会にぜひぜひ！
＜関連リンク＞
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・「吉川英治文学新人賞」過去の受賞者一覧…第26回は恩田陸『夜のピクニック』＆瀬尾まいこ『幸福な食卓』が受賞。
