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いくら貯める?高校から私立コース

コース別教育資金準備の目安額を整理しましょう。今回は、高校から私立の場合です。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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コース別教育資金準備の目安額を整理しましょう。今回は、高校から私立の場合です。

中学から私立コースでかかるお金

幼稚園から大学までの目安額は次の通りです。

□高校から私立(幼稚園は私立、大学は国立・自自宅通学)=約785万円

□高校から私立(幼稚園は私立、大学は国立・自宅外通学)=約1140万円

□高校から私立(幼稚園は私立、大学は文系・自宅通学) =約1599万円

□中学から私立(幼稚園は私立、大学は文系・自宅外通学)=約1939万円

 (高校までは文部科学省「学習費調査2006」より(学校教育費のほか、学習塾やスポーツ、稽古事などの費用も含まれる)。大学は文部科学省「私立大学等の平成19年度入学者に係る学生納付金等調査結果」、日本学生支援機構「平成18年度 学生生活調査報告」、日本政策金融公庫総合研究所「平成21年度 家計における教育費負担の実態調査」より豊田真弓が作成)

大学でかかる費用には次のようなものも含まれます。
・入学までの受験の費用・・・受験料、大学納付金(未入学大学含む)、住まい探しの費用など
・学費など・・・入学金・授業料・施設利用料など学校納付金、教科書など
・生活費・・・通学費、食費、住居・光熱費、保険衛生費、娯楽・嗜好費など

高校から私立コース貯める時期は?

大学まで行くための資金は、ある程度は準備しておきたいもの

大学まで行くための資金は、ある程度は準備しておきたいもの

「高校から私立」の進路の可能性を考える場合、貯められる時期は中学校2~3年くらいまでと考えられます。

受験対策で塾に通う可能性の高い中学3年の時期は、塾代がかかっていると想定されるため、実際には中学2年までに貯めておいた方が安心です。

毎月の収入でまかなえるのであればいいのですが、高校・大学の時期などにまかなえない時期が予想される場合には、中学2~3年までに高校・大学の時期に補填する分を貯めておくと安心です。

中学3年までは、基本的に毎月の家計でやりくりするということになります。

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