まずお店に通ってスタッフやDJに積極的に声をかける
ガイド:
第2のバニラになる可能性のあるフォーラムに今から行け、と。で、常連になって、少しでもライバルを出し抜け、と。「俺はゲストが取れるんだぞ」と。
芦沢:
そういうことです。いま通っているクラブでイマイチな人は、最初の3ヶ月くらいは無駄金になるかもしれないけど行くんですよ。そしたらお客さんが着き始めた頃にキャメロットでもエーライフでもジニアスでも2番手、3番手集団だった人が一番手集団になれるワケです。
ガイド:
常連になればゲストが取れるようになり、強いてはナンパしやすい状況になるんだよね。じゃあ、そうなる手順はどうしたらいいの?
芦沢:
まずお店に通ってスタッフに積極的に声をかける、DJにも声をかける。でも男が男に声をかけるのは気持ち悪がられるかもしれないので、DJには「トランスかけてください」なんて言い方をする。それを繰り返しながら冗談半分で「お酒おごってよ」なんて言って距離を縮めて、おごってくれるようになればもう常連です。スタッフに関してはもう「トイレどこですか?」でも何でもいいから積極的に声をかける。で、バーでも「お兄さん、今日はちょっと酔いたいからリキュール多く入れてよ」なんて話しかける。するとバーテンもお客さんと会話できて楽しいから「じゃあ、ちょっと多めに入れるよ」なんて返してくれる。それを繰り返せば、もう3回目くらいには「だったら乾杯しようよ」なんて言ってくれてテキーラがタダで出てくる。最終的にはいままで買っていたドリンクすらタダで出てくる可能性があります。
ガイド:
あっ、バーテンからテキーラがタダででてくる状況になるんだ。
芦沢:
なるんです、しゃべってると。「いつもありがとね」なんて。
ガイド:
それをもう常連が着いて盛り上がってるクラブではやりづらいけど、まだこれからのクラブでやれば勝ちだ、と。
芦沢:
そういうことです。
ガイド:
じゃあゲストの取り方は?
芦沢:
DJやスタッフと仲良くなって「俺、ゲストが取れないんだよね」って言えば、「じゃあ僕に連絡くれればゲスト取っとくから」ってなるんです。で、番号交換して、いつも友達を連れてゲストで入るようになれば、そのうち「オマエはタダでいいよ」ってなりますよ。
ガイド:
ほう! で、まず誰を口説けばいいの? DJ?
芦沢:
最初はDJと仲良くなってDJのゲストで入るようにする。と同時にスタッフとも仲良くしといて、すると店長やオーナーを紹介してくれるようになるので、上の方の人と仲良くなったら今度はこの人たちにゲストを取ってもらうんです。それで店長・オーナークラスのゲストで友達を何人も連れていけばタダで入れるようになります。