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『ウォンテッド』来日インタビュー&会見(2ページ目)

アンジェリーナ・ジョリー×モーガン・フリーマン×ジェームズ・マカヴォイがスクリーンを舞う『ウォンテッド』(9月20日公開)でジェームズ・マカヴォイと監督が来日。インタビューと会見をお届け!

執筆者:南 樹里

『ウォンテッド』
ティムール・ベクマンベトフ監督
来日単独インタビュー

『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ監督
『ウォンテッド』
『ウォンテッド』
『ウォンテッド』
『ウォンテッド』
『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ監督(上)、劇中写真©2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

大ヒット中のアクション映画『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ監督が来日、単独インタビューに応じてくださいました。ティムール・ベクマンベトフ監督は、2004年『ナイトウォッチ:NOCHNOI DOZOR』で一躍世界に名をとどろかせ、2006年『デイ・ウォッチ』でヒットメイカーとしての地位を確立したロシアの鬼才です。

旧ソ連のカザフスタン生まれということぐらいで、才能以外のバック・グランドは謎多き監督でした。その外見は、本作の報道資料ではじめて知ったほど。一見、強面なので、恐る恐る高級ホテルのスイートルームへ。ところが、なんとおだやかなかたなのでしょう。

まずは、劇中の秘密組織「フラタニティ」について。事前情報によれば、監督は独自の組織マニュアルを作成し、撮影前に俳優陣に配ったそうです。そのことについて「観客が主人公と一緒にはいりこめる世界観をつくりあげること。それに、運命をゆだねられるような魅力ある組織が必要でした。主人公のウェスリーが冒頭で『私は自分の運命の決め手ではない』と語っているように、誰か運命を決める存在の必要性があったのです。実際に脚本を書き上げたあとでわかったことですが、中世のヨーロッパには実際にそういった秘密結社が存在し、1,000のために1を倒してバランスをとっていたんですよ。それこそが、フラタニティの『我々の目的は世界の秩序を守ること。1を倒して、1,000を救う』につながるわけです」

我々の目的は世界の秩序を守ること。
1を倒して、1,000を救う。
君は我々の最後の望みだ。
今こそ、その能力を覚醒させなければならない。

『ウォンテッド』来日インタビュー後編に続く

Interview with Timur Nuruakhitovich Bekmambetov on "WANTED"

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