本木雅弘、映画『おくりびと』を語る
映画『おくりびと』は、オーケストラのチェロ奏者として活躍していた大悟が、楽団の解散に見舞われた結果、郷里の山形に帰郷し、納棺師に転身しゆく姿を追う傑作ドラマ。人生の旅立ちをお手伝いすることで見えてくる、人のつながりや人生の悲喜こもごも。それらが浮き彫りになる人間ドラマで、主人公の大悟を演じた本木雅弘に話を聞いた。 あなたは大切な人を、どう“おくり”ますか?そしてどう“おくられたい”ですか? 「棺にご遺体を納める”納棺”という仕事を知った瞬間に、とても映画的だと感じました」と、いうようにこの企画、実は本木雅弘の発案を機にスタートした背景がある。人間の死を扱うというデリケートな題材ではあるが、幅広い層にうったえかけられる普遍性があることから、プロデューサーや監督、脚本家による納棺に関する丹念なリサーチのうえで、脚本が書き進められていった。それゆえ、単なる新米納棺師の成長物語としてのみで終わらせず、幅広い層の心を捉えるような物語に昇華させた。 |
Interview with Masahiro Motoki on "Departures/Okuribito"
『おくりびと』
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