映画/映画関連情報

第19回東京国際映画祭レポ【特集】(5ページ目)

世界12大国際映画祭のひとつである東京国際映画祭が10月21日に開幕。プレミア上映やゲストの舞台挨拶、レッドカーペットで初のファッションショーまで盛りだくさん。※初心者攻略アドバイス付き

執筆者:南 樹里

■10月24日[火]

『四大天王』
ダニエルー・ウー監督、アンドリュー・リン、パット・チャン、キム・チャン

東京国際映画祭
©JULIE MINAMI
-@Bunkamuraコクーン-午後3時ごろアジアの風部門の『四大天王』舞台あいさつが行われました。ダニエルー・ウー、アンドリュー・リン、パット・チャン、キム・チャンが登壇。撮影・編集担当の両チャンがビデオとデジカメでダニエルとアンドリューを撮影し続けるといった場面も。もしかして新たなドキュメンタリーを撮影するとか?と思いたくなるぐらい。最近になり「映画のために結成した」とALIVEの結成秘話を明かしたらしいが、残念ながらコンロイ・チャンとテレンス・インは来日予定だったものの叶わず。上映後には、ティーチインも行われました。


『7月24日通りのクリスマス』(11月3日~ロードショー)
大沢たかお、中谷美紀、K,村上正典監督

東京国際映画祭東京国際映画祭
©JULIE MINAMI
-@六本木ヒルズアリーナ-午後5時、特別招待作品『7月24日通りのクリスマス』(11月3日~ロードショー)のツリー点灯付き、トークイベントが行われました。大沢たかお氏、中谷美紀さん、村上正典監督が揃って登壇。高さ5メートルのクリスマスツリーの点灯式や、主題歌「ファースト・クリスマス」を歌う韓国出身のアーティストK(日本語ベラベラ、通訳なしでトークもOK)も応援に駆けつけ、同曲をライヴで披露してくれました。

「日本ではなかなかないロマンティック・コメディであり、クリスマス映画に出演したかったので、その二つが叶った作品。だから個人的な思いが強い」とは、王子様を演じた大沢たかお。「レッドカーペットを歩くのは、初めてのことで緊張しました」と映画祭参加についても話してくれました。「『電車男』の監督と脚本家の作品で素晴らしかったです。お受けしたものの、やはり自分が演じるのは無理だと思い撮影前は具合が悪くなってしまったほどです。現場で自分は何をしなくても、こちらにいらっしゃる王子様のお陰で自然に役にはいれました。共演者にも助けられました。監督は究極の気遣い屋さんで、声を荒げることなく…そういったことで何とか演じられました」とは中谷美紀。

「『電車男』はネットの中の住人ということで、実際には顔をあわせたことのない人のつながり。本作は憧れの王子様に近づくのを身近な人たちが応援してくれる、ということでこれもまた絆の映画です」と監督談。お話を聞いているうちに観たい!って気持ちが強くなりました。


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