『デュエリスト』カン・ドンウォン[姜棟元]、ハ・ジウォン[河智媛]ら来日会見
4月22日[土]~公開の映画『デュエリスト』(配給:コムストック)のPRで主演のカン・ドンウォン[姜棟元]氏、ハ・ジウォン[河智媛]さん、そして本作で百想芸術大賞で監督賞を受賞したイ・ミョンセ監督が揃って来日し、帝国ホテルにて記者会見を行いました。 映画の舞台になるのはドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で、おなじみの朝鮮王朝時代。時代劇の常識を打ち破る、斬新な映像美を生み出したのは、韓国でも独創的でスタイリッシュなセンスで知られる監督ならでは。本作でセリフの少ない<悲しい目>という刺客を縁演じたカン・ドンウォンは、自身の魅力を存分に発揮。また女刑事ナムスンを演じたのは、ホラークイーンであり、演技派で知られる若手女優のハ・ジウォン。 朝鮮王朝時代、朝廷の混乱に乗じて偽金が流通。捕盗庁【朝鮮時代、泥棒や犯罪者を捕まえるために設けられた官庁】に勤める刑事ナムスンとアンは、偽金の出処を追うことに。 犯人を捕まえるべく必死の捜査を続ける2人は、剣の達人で<悲しい目>をした容疑者を追跡するが…。敵として出会いながらも、互いを愛してしまった女性刑事と刺客の宿命の対決が、今、始まる。 女性刑事と刺客の宿命の対決であるラストシーンは、官能シーンとも言われる。それについて「まさにその通りです。最も重要なシーンは、ドラマより、死んだ人が生きている人をなぐさめるもの。実らない恋を直接的ではなく、闘いを通して見せようとしました」と答える監督。ちょっと「電撃~」の南部さんに似てません?! 「オハヨーゴザイマス」と日本語で挨拶をしたハ・ジウォン。セクシー系の衣装で登場。胸元のレースからチラリ!がかなりキワドイです。個人的に『グリーン・デスティニー』が好きだと言うが、本作では「新しいアクション」に挑んでいる、といいます。 カン・ドンウォンが演じた<悲しい目>命名秘話-監督談- 「役名がなくて不便でしたので内輪では、(韓国でヤボッタイ名前というイメージのある)『ボンパル』と呼んでいました(笑)。個人的には、自分の眼は眠たい目だと思います。ハ・ジウォンさんとは、タンゴを練習して、撮影前からかなり親しくなれました。お陰で撮影中に目が合うと、吹き出してしまったりして…」と撮影秘話を話してくれたカン・ドンウォンだが、実際は撮影場所にはいると、スッと役になりきる面を持っているそうだ。 撮影で気心が知れたためか、度々目を見合わせて笑うカン・ドンウォンとハ・ジウォン。カン・ドンウォンは笑い上戸なのか、質疑応答中は笑ってばかりで、救いを求めてハ・ジウォンの方に向くと、それに対し姉のように、やさしく微笑み返すハ・ジウォン。会見では、あまり多くを話さないカン・ドンウォンの素の姿が見られたような貴重な会見でした。 ⇒カン・ドンウォン『オオカミの誘惑』来日会見 |
『デュエリスト』 |
『デュエリスト』監督単独インタビュー [韓国エンターテインメント] 桑畑ガイドの記事
韓国語を学ばなきゃ損!の3つのワケ [韓国語] 幡野ガイドの記事
『映画』トップページへ戻る |