2006春夏ホラー☆コレクション(7ページ目)

『インプリント～ぼっけえ、きょうてえ』（2005）[IMPRINT]

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偉大なホラー映画の才能たちを一同に迎え、全世界を死ぬほど恐がらせる。それが、この「マスターズ・オブ・ホラー」

【ストーリー】アメリカ人の文筆家、クリス（ビリー・ドラゴ）は、日本の各地を放浪の末、貧しい男たちが女を買うためにだけ通う、川の中の小さな島を訪れる。クリスの探す女・小桃はそこにはいなかったが、彼がそこで出会った不思議な女は小桃のことを知っていると言い、少しずつ過去を語りはじめる。それは死と生、現実と妄想が交錯する、長く、恐ろしい夜のはじまりだった―。

【トリビア】
＋ぼっけえ、きょうてえ＝「ものすごく恐ろしい」の意
＋大プロジェクト「マスターズ・オブ・ホラー」は、不吉な数である＜13人＞の監督がキャラクターやサスペンスを組み立て凝縮された恐怖を描く＜1時間＞の作品群
＋日本ホラー小説賞受賞作の岩井志麻子の「ぼっけえ、きょうてえ」が原作。これまで映像化不可能といわれてきた
＋「日本が世界に誇る、常識破りのキング・オブ・ヴァイオレンス」が三池監督のコピー

【感想】本作は＜ヴァイオレンスの回廊＞とでも表現しましょうか。『妖怪大戦争』『ゼブラーマン』系かと、お気楽に鑑賞に行ったところ……見事にやられました。気絶寸前!!で、試写室で吐きそうになった初の作品です。これって、おそらく狙い通りの反応かと思います。並大抵のホラーではない！覚悟のうえ、どうぞ。