2006春夏ホラー☆コレクション(9ページ目)

『ブギーマン』（2005）[BOOGEYMAN]

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大ヒットした『死霊のはらわた』の監督によるホラー映画専門レーベルが放つ恐怖の90分

【ストーリー】
死にたくなければ、目をあけて眠れ。ヤツはクローゼットから来る
出版社で働くティム（バリー・ワトソン）は、父を失った恐怖と悲しみからのがれられずにいた。それは15年前、自室のクローゼットから出現する謎の生き物＜ブギーマン＞の仕業で、そのことをトラウマとして抱えているから。母親の葬儀のため実家に戻ったティムをさらなる＜ブギーマン＞恐怖が襲う。はたしてティムは……。

【トリビア】
＋サム・ライミ監督は、『呪怨』のハリウッド・リメイク『THE JUON/呪怨』を手がけているが、本作の方が、それよりも早く企画されていた
＋＜ブギーマン＞は、「ハロウィン」シリーズに登場する殺人鬼とは別物で本作オリジナル
＋アメリカでは、いうことをきかない子どもに「いい子にしないと、ブギーマンがやって来るよ」と言う、そう

【感想】20代にもなって、クローゼットの怪物が怖いだなんて、と一見思ってしまいがち。でも幼少の頃のトラウマを引きづったまま大人になってしまった人は少なくないはず。潜在意識を刺激する演出の数々。じわじわと迫ってくる＜ブギーマン＞には、ティムと一緒になってゾ・ゾ～ッとするはず。サム・ライミは、「13の衝撃的な恐怖シーン」を監督に要求したそうです。皆さんは、いくつまで耐えられるでしょうか？[2006/4]