レオナルド・ディカプリオ×マーティン・スコセッシ　『アビエイター』[The Aviator]

『アビエイター』について

ハリウッド黄金時代に壮大な夢を追いかけ、190センチの長身にハリウッドスター並みの容貌を誇る男、その名はハワード・ヒューズ。その半生を演じたのは、『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオ。アメリカでは世界一の大富豪として誰もが知っているハワード・ヒューズが、莫大な財産と人生のすべてを捧げた夢は＜映画＞と＜飛行機＞だった。

総製作費150億円で1930年代の絢爛豪華なハリウッド第一次黄金期を見事に描いた。第77回アカデミー賞では最多の11部門にノミネート、最多の11部門ノミネート、最多の5部門[助演女優、美術、衣装、編集、撮影]を受賞した。

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『アビエイター』ストーリー

彼には見える。すべての夢がかなう世界が。

ハワード・ヒューズは、急死した父親の石油掘削機の事業を引き継ぎ、わずか18歳で大富豪の仲間入りを果たすと、会社経営を有能な部下に任せ、映画製作に没頭する。

24歳の時には、空軍のパイロットを描いた一大叙事詩『地獄の天使』を自ら監督。完璧主義者のハワードは、空軍並みの飛行機を買い集め、一流のエンジニアや気象学者まで雇い、あらゆる技術を駆使して、リアルな戦闘場面の撮影に成功する。やがて完成した作品は大ヒットを記録、ハワードは一夜にしてハリウッドの名士となる。

まもなく、どこへ行ってもカメラのフラッシュに追いかけられる有名女優、キャサリン・ヘップバーンと恋におち、人生の絶頂期を謳歌するかに見えたハワードだったが、世界最速の飛行機を作り出したいというもう一つの夢にのめりこみすぎた時、何かが狂い始める。

◆スタッフ◆

監督：マーティン・スコセッシ
製作：マイケル・マン、サンディ・クライマン、グラハム・キング、チャールズ・エヴァンスJr
脚本：ジョン・ローガン
撮影：ロバート・リチャードソン
美術：ダンテ・フェレッティ
編集：セルマ・スクーンメーカーA.C.E
音楽：ハワード・ショア
衣装：サンディ・パウエル

◆キャスト◆

ハワード・ヒューズ…レオナルド・ディカプリオ
キャサリン・ヘップバーン…ケイト・ブランシェット
エヴァ・ガードナー…ケイト・ベッキンセール
エロール・フリン…ジュード・ロウ
ホアン・トリッペ…アレック・ボールドウィン
ジーン・ハーロウ…グウェン・ステファニー
フィッツ教授…イアン・ホルム
ブリュースター上院議員…アラン・アルダ