それから、ぜひ申し上げたいのがカウボーイについてです。アメリカでもそうなのですが、カウボーイにはネガティブな印象があって、頭が固く、強烈な個性で自分の考えを押し通すといった先入観があるようです。しかし、実際に私が会ったカウボーイはそんなことはなく、私が演じたフランク・ホプキンスもそんなカウボーイではありません。映画を通して皆さんにそのことわかってもらええる機会ができて、本当に良かったと思っています。
最後にどうしても申し上げたい事が・・・「映画をご覧いただいて賛同してもらえるか否かわかりませんが"馬も人と変らないんだ"ということです。」
本作の原題『ヒダルゴ』は馬の名、また日本では1月に公開された『シービスケット』もしかり、そして映画化が決定した「ハルウララ」と映画界は、ちょっとした"馬"ブーム!?そ・こ・でゲストは、中央競馬会の武幸四郎騎手(全身白でコーディネート)の登場。馬をモチーフにした花束を贈呈。するとヴィゴ・モーテンセンから武騎手への贈りものとしてご自身撮影の「The Horse is Good」という写真集が手渡された。本の中のメッセージを日本語で語るヴィゴ・・・それが下記の写真です。
表紙
裏表紙
ちなみに購入したい!と思う方もいらっしゃるでしょうが、今のところamazonにはなく海外のオンラインショップで見つけました。ちょこっと中身が見られます。ただし4月2日現在、在庫切れで5月1日入荷予定のようです。(6.5 x 9.5インチ, 72 ページ、 $25)。 The Horse is Good ■PERCEVAL PRESS (英語)
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▼南の試写コメヴィゴ様の初主演映画ってことで、プロモのように美しい姿のヴィゴだけなのかと思ったら、さにあらず、最もこの話でそんな映像だったらヴィゴは、出演していないでしょうけど…。レース中・砂漠での生活・姿をしっかりと見せてくれてます。特に風景・景色は、素晴らしく旅した気分になれます。それからストーリーは、成功・裏切り・陰謀・誘惑と様々ありながら、うまくまとまっていて、なおかつオマー・シャリフの存在感が、話をキリッと引き締めてくれています。ヴィゴの騎乗シーン、来日会見で武騎手が絶賛した通り、馬との信頼感による一体感が画面から感じられました。
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