★☆ 徐静蕾(シュー・ジンレイ) 来日インタビュー ☆★
最後の恋,初めての恋
最後の恋,初めての恋最後の恋,初めての恋最後の恋,初めての恋 Q:この作品への出演のきかっけは?徐静蕾(シュー・ジンレイ):わたしが出演した中国映画『I LOVE YOU』の試写室でプロデューサーの方と何度かお会いしまして今度、一緒に作らない?と声をかけていただきました。そこから話が始まったんですが、1年以上前の話なので作品が完成して今こうして居ることは、非常にスムーズに物事が運んだと思っています。Q:日本人スタッフの真面目さの具体例を教えてください徐静蕾(シュー・ジンレイ):中国のスタッフと比べると日本人スタッフは現場で笑わないなって。でもそれはわたしが、あまり接する機会が少なかったかもしれませんね。最初は距離感を感じましたけど撮影方法に関しては、そんなに違いはなかったです。現場の雰囲気は監督次第だと思っています。きっと監督が違えば、また違う雰囲気になっていたと思います。Q:言葉に関する苦労は?徐静蕾(シュー・ジンレイ):そうですね。感情表現を説明してもらう時に、日本語の1単語がピッタリあてはまる中国語に置き換える事ができなくて、その微妙な違いを理解する際に何度も聞き返したりしましたね。どうしても分からない時はモニターの画面を一緒に見て解決していきました。
Q:姉妹役で性格が相反してますけど、実際の性格は?徐静蕾(シュー・ジンレイ):姉のミンですが、あんなに極端に内向的って人は少ないと思ってます。誰しもが内気な面と外交的な面の両方を持ち合わせている気がします。わたしもそうです。Q:劇中のお料理は、実際に召し上がったんですか?徐静蕾(シュー・ジンレイ):本物でしたから食べました。 Q:お料理はお得意ですか?徐静蕾(シュー・ジンレイ):劇中とは正反対なんですよ。妹はお料理上手。姉の方は自分の食べたいものしか作りません。(笑)トマトと卵の炒め物、辛味の肉炒めが得意です。 最後の恋,初めての恋
最後の恋,初めての恋 Q:女優という仕事の魅力は?徐静蕾(シュー・ジンレイ):実際の人生は非常に淡々とした毎日だし、周りにいる人も限りがありますよね。でも色々な役を演じることで色々な人と出会えるし、色々な経験が出来るので人生が豊かになります。役をやることでそれまで自分の内に眠っていた面が出てきたりする、自分発見も楽しいと感じます。観客と同じ立場で観ることもあるけれど、撮影時の自分を振り返って「あの時の自分はどうだったか?」ってことが作品を見ると分かるんです。かなり前に演じたものだと自分の成長を確認できる所が面白いです。
Q:演技に関する持論を教えてください。徐静蕾(シュー・ジンレイ):プロの女優としてやっていくには、技巧というのは必要だと思っています。自分の素で演じられるものには限界があると思うからです。でも、だからといって技巧が最重要という意味でもないんです。つまり《人間の心理をいかに理解していくか》が一番大事で、これは監督業にも言えることで、映画製作自体が《人間はどういうものか?を探求する》事が必要だと思うのです。もうすぐ北京電影学院で教員をします。そこには演技科、監督科、脚本科等ありますが心理学的な科目がないので、もっともっとそういう部分を追求したいです。だから感性だけでなく理性的に演技をどう捉えるか?そういうものを学んでこそ、もっと細やかな演技ができるんじゃないかと思います。表演学科で教鞭をとっている。若手俳優としては黄磊(ホアン・レイ)についで2人目の教員だとか。最後の恋,初めての恋Q:美しさの秘訣は? 徐静蕾(シュー・ジンレイ):仕事柄、毎日お化粧をしなければならないのでメイク落としを入念にしています。それから気持ちを健やかに保つことを心がけています。Q:今後の活動予定は?徐静蕾(シュー・ジンレイ):自分の監督作があります。ドイツの作家、ステファン・ツヴァイクの「Letter from an Unknown Woman」の中国版の翻案でラブストーリーです。主人公の、13歳から32歳までを描くので、さすがに13歳は演じられないので、20歳過ぎからは、わたしが演じると思います。 <北京電影学院とは?>Beijing Film Academyは、50年以上の歴史を持つアジア最大の映画とテレビ作品制作養成の大学であり中国における映像・文化教育機関の最高峰。張芸頼(チャン・イーモウ)や陳凱歌(チェン・カイコウ)も出身。
++第16回東京国際映画祭で上映された2作品++
I LOVE YOU『I LOVE YOU』(原題)<2002年/93min./中国語>監督:チャン・ユアン 出演:シュー・ジンレイ/ タン・ダーウェイ若き男女の刹那的な愛と衝突。音楽はフェイ・ウォンのヒット曲を多く手がけた作曲家。 私とパパ『私とパパ』<2002年/96min./中国語> 監督:シュー・ジンレイ 出演:イエ・ダーイン/シュー・ジンレイ「私」がふりかえる、不良なパパとの甘くて苦い生活の思い出。シュー・ジンレイの監督デビュー作。