そんなシュワルツェネッガーにとって、演技面の新しいチャレンジとなったのは、ターミネーターが前作とは別のマシーンである点だった。「彼は、今回も1から人間の行動習慣を学ばなければならない。言葉のニュアンスや人間とのつきあい方などを学び、それを僕は、全く新しい経験であるように演じる必要があった。それが、ユーモア溢れるたくさんの場面を作り上げるんだ」
前2作と同様に、シュワルツェネッガーは、オール・ヌードの「誕生」シーンを吹き替えなしでこなしている。そして、その姿のまま、洋服を調達しに行く場面の舞台には、サン・フェルナンド・バレーにある伝説のホンキー・トンク・バー「ザ・カウボーイ・パレス」が選ばれた。ここで男性ストリップに熱狂する女性エキストラの中には、シュワルツェネッガーの事務所の従業員が多く含まれている。その理由を、シュワルツェネッガーは次のように語る。「でないと、あのシーンが永遠に続きそうだったからね!」
TM C 2003 IMF Internationale Medien und Film GmbH & Co. 3 Produktions KG
(ここからネタばれ→)この柩は、ジョンの母、サラ・コナーの柩。ただし実際の遺体は入っておらず、中身は大量の武器で埋め尽くされている。この武器はサラの遺言。そう、サラは亡くなってしまっている。このシーンでは、ジョンが中に隠れている。(←ここまで)この後『T2』でサラが隔離されていた病院のドクター・シルバーマンが、自身の人質体験を生かし精神カウンセラーに転身し登場する。(ここからネタばれ?→)が、しかしT800型と同型に見えるターミネーターを目撃するとスタコラと一目散に逃げ去る姿におもわず笑いが…。(←ここまで)
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アーノルド・シュワルツェネッガーとクリスタナ・ローケンの全身サイズのフル可動ロボットがある。これは、火や爆発がからむ危険なシーンに使われたものだ。自分のロボットを目の当たりにしたときの感想を、シュワルツェネッガーはこう語る。「ロボットの隣に立って写真を撮影したとき、あとでカメラマンと、どちらが本物でどちらがマシーンか、言い争いをしてしまったほどだ。あんなに良くできた複製を、これまで見たことがないよ」
★7/2のシュワちゃん/クリスタナ/監督の来日会見&プレミア試写会レポ記事へ『T4』製作話も!
▼南の試写コメまず、12年ぶりでシュワちゃんがオヤジ臭くなってないか?というのが気になるところですが、大丈夫です。しいていえば、顔立ちに”品”がでちゃった感じかな??と一瞬思いますが、おそらく撮影のはじめのころじゃないかな?会見でも蘇ってくる!と言ってた通り、顔つきがターミネーターになっていきます。『ターミネーター2』でスカイネット構想は壊滅された!と思ったのに…。「NO FATE BUT WHAT WE MAKE」この意味がようやくハッキリします。これは前作を見るべきかといえば、絶対に!見たほうが面白いです。う~ん、この続きが観たい![6月24日 よみうりホール完成披露試写会にて鑑賞]
最後に関連リンク集をまとめてみました『ターミネーター3』公式サイトとーぜんのように情報満載。壁紙ダウンロード等もあり。『ターミネーター2』公式サイト『T3』の公開にあわせ復活?しました。ワーナー・マイカル・シネマズなんと『ターミネーター2』が劇場で見られる!ILM(英語)インダストリアル・ライト&マジックの略。VFX効果の会社スタン・ウィンストン・スタジオ(英語)30年の間に数々の作品を生み出した特殊メイク・効果を担当する会社クリスタナ・ローケンの公式サイト(英語)ギャラリーがオススメ! thearnoldfans(英語)今はT3ネタが満載。ジョン役:ニック・スタールのインタビュー記事やシュワちゃんのスタント・ダブルPeter Kent氏のことなども。TERMINATOR 502開設から4年。とことんターミネーターにこだわったサイト。更新頻度:高。
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