テクノポップ/アーティストインタヴュー

ガジェット貴族三人組、CTO LAB.(3ページ目)

岡田徹さん(Moonriders)、イマイケンタロウさん(エイプリルズ)、polymoogさん(ELEKTEL)が大人の科学をきっかけに結成したのが、CTO LAB.! 『Okie-Dokie!』リリース記念インタヴュー。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

Okie Dokie!


ガイド:
『Futuretron Sampler』!「恋の電子ブロック」!!懐かしい!!!
今回の作品『Okie Dokie!』は、大人の科学マガジンと同様にテクノポップ好きの人にはぜひ揃えていただきたい内容です。これはやはり、大人の科学的な要素を持ち込もうと考えがあったのでしょうか?
Okie Dokie!
01. 2001:Space Odyssey
02. クラッシュ万事休す
03. Flashback
04. C.DISCO
05. Chemi-con
06. one more thing
07. Dream Child
08. Pack up my sorrow
09. TELEVOX
10. Theme of SX-150
11. 親切な人


poly:
大人の科学ってまじめな勉強という要素と、マッドサイエンティストへの憧れみたいな、両方の要素があると思うんですが、そういう所はこのアルバムのテイストと共通してるかもしれません。

岡田:
コンパクトがユニット名にある以上当然のことです(笑)。

ガイド:
レコーディングは岡田さんのAMOR Studioでされたのですか? 僕の勘違いかもしれませんが、AMORは『Adventures in Modern Recording』(Bugglesの2ndのタイトル)と関係あるのでしょうか?

岡田:
AMORはBugglesの2ndのタイトル『Adventures in Modern Recording』からきています。この言葉を糧に日々スタジオ・ワークに励んでいます!

イマイ:
レコーディングは、岡田さんのAMOR Studio、polymoogさんのStudio Sci-Fi Lounge West Tokyo & Annex、僕のBoy Meets Sounds Studioと、各自のプライベートスタジオで行っています。データはMacServerというオンラインのストレージサービスでやり取りしながらって感じです。

クラッシュ万事休す


ガイド:
2曲目の「クラッシュ万事休す」は、元々プレステのアクション・ゲーム「クラッシュバンディグー」のテーマ曲で1997年にリリースされていますよね。これは今回CTO LAB.としてどのようにアレンジを変えていったのでしょうか?

岡田:
アルバム制作にあたり、どんな曲を集めようか、ということでこの「クラッシュ万事休す」をとっかかり曲、リファレンス曲として僕がアレンジしたものをメンバーに聞かせました。

ガイド:
PVの方は、タイチさんとサキさんが躍動的なダンスを披露されて、ジーニアスとのコラボとも言える作品に仕上がっていますね。これはどこかのビルの屋上ですね?

イマイ:
はい。渋谷の某ビル屋上です。今回のPVはジーニアスのインパクト溢れるダンスを360度のパノラマで撮影するという内容がまず決まっていたので、河川敷、地下鉄、公園、スクランブル交差点など様々な候補地でテスト撮影をして、一番雰囲気が良かったこの場所に決めました。このPVは、YouTubeで絶賛公開中なのでまだ未見の方はぜひ見てください。ジーニアスのダンス、面白いですよ!
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