Media BahnというSoft Balletコピーバンド
ガイド:
プロフィールを読ませていただきました。1992年にSoft Balletのコピーバンドのヴォーカルとして音楽活動を始められたと。でも、バンド名はMedia Bahnだから、教授ですよね。
テクマ!:
ええ、僕も相方もYMOも教授も好きだったので、僕がその名前を提案しました。そのバンド、実はSoft BalletだけでなくYMOやBuck-Tickもレパートリーにしていて、今で言うバンギャ的な子達をBuck-Tickで引きつけて、お兄さんやお姉さんがいる割と音楽をいろいろと聴いている子達をYMOで引きつけて、そしてSoft Balletを思う存分やる、という、今よりもマーケティングとターゲティングがちゃんとした活動をしていて、本当に100人以上の動員を稼いでいました。
Media Bahn時代 |
ガイド:
2005年にも別のSoft Balletのコピーバンドをやっておられますよね? やはりSoft Balletはテクマ!さんにとっては重要なルーツなんでしょうか?
テクマ!:
とても重要です。中学校に入ったころにTM Networkで音楽に目覚めて、ライヴハウスという存在も知ってそこでやりたいと思ったのですが、TM Networkでは入っていけない空気を感じていました。そこでSoft Balletを知って、「これならライヴハウスで戦える!」と思って夢中になりました。Soft Balletの追っかけとコピーバンドを同時にやっていて、ほぼ全曲耳コピしましたので、音楽や舞台演出の手本でもありましたし、思想的な部分でも影響を受けて大学は哲学科に入りました。