テクノポップ/近未来型アイドル

エレクトロガール☆quartet(3ページ目)

エレクトロガール第3弾は4人組。1枚のシングルで散った幻の大阪のユニット、ドイツから逆輸入ユニットなどなど。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

SHANADOO


SHANADOOはドイツから逆輸入されたお姉さん達。ヴィジュアル的にはC.C. GIRLSとかのセクシー系に属します。80年代、YMOやPlasticsなども海外でのリリースや活動を一つの話題となりました。そのような意図があったかどうかは、分かりません。

SHANADOOの前身となるのが、vivaceという2004年に結成された全日本GT選手権イメージガールの3人組(福田淳子、渋谷千賀、福愛美)。レースクィーンとはまた違うのでしょうか? その3人でavexのSUPER EUROBEATに参加していました。

KING KONG
2006年、その3人に源田マリナが加わって、出来たのがSHANADOO。彼女達は果敢にもドイツでシングル『KING KONG』をリリースし、チャート15位まで上昇するという大健闘。楽曲的にはパラパラ系です。

WELCOME TO TOKYO
その後、『My Samurai』『Guilty Of Love』とシングルをリリースし、逆輸入する形で、2007年日本でリリースされたファースト・アルバムは『WELCOME TO TOKYO』。

Japanese Boy
その後にリリースされたシングルの中で注目したいのが、『Japanese Boy』。こちらはトランス寄りなんですが、Aneka歌ったオリジナルは1981年に全英1位に輝きました。ドイツでも流行ったと思います。中華風のメロディーで日本人の男に捧げた間違った日本風はある意味テクノの精神を感じます。さすがにこのメロディーで「ジャパニーズ」はないだろうと思ったのか、山口由佳乃が1983年にカヴァーした際は「チャイニーズ・ボーイ」にタイトルが変わっています。

なんだか長くなってきたので、次のページへ続く。
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