「GAME TOUR」vs.「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」
先生:皆さんは、「GAME TOUR」と「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」は両方とも見られたのでしょうか? どちらが衝撃的でしたか?
班長:
僕は幸運にもどちらも見る事ができました。 「GAME TOUR」は、札幌や大阪へ遠征して見る事ができました。
「GAME TOUR」初日の大阪で、僕の前にヘッドドレスを身につけたロリータな女の子がいて、僕の右には鋲のついたチョーカーをしたパンクスの男の子がいて、僕の左にはA-BOYと言われるタイプの男性がいて、それらの方に囲まれて僕がいたのですが、「半径1mにこんな多様な人がいるフロアってすげーカオス(笑)何これ超面白い(笑)・・・この空間をクラブでも表現できたら楽しいだろうな~」と思ったのが「E3!!!」のきっかけです(笑)。
先生:
E3!!!OSAKAではパンクスもA-BOYは来てくれなかったようですね(笑)・・・
班長:
肝心のライヴも初日ということもあってか、はたまた大阪だからなのかわからないですが、フロアの熱気は半端じゃなかったですね。渇望とはこれか!と痛感しました。
武道館は完璧な計算で作られたショウとして僕は見ておりましたが、「GAME TOUR」は試行錯誤しながらツアーを続け、その中でPerfumeが成長していく様を僕らは目撃できる という点で「GAME TOUR」のほうが衝撃的でした。実際に見た訳ではないのですが、UKのバンドがUSツアーを敢行するとこんな感じになるのかなと思っています。
TUMA:
「GAME TOUR」はライヴ、「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」はショーという感じで、どちらとも衝撃的でした。会場の大きさに関係なく、見に来た人とコミュニケーションをとりながらライヴを成立させていくところがすごいと思います。でもやはり、Perfumeさんのライヴはオールスタンディングで見たいです。
タグチナオキ:
「GAME TOUR」は3公演、「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」は両日参加しましたが、僕は「GAME TOUR」ですね。大阪、東京、横浜最終日に参加しましたが、初日の大阪がすごく良かったです。
先生:
確かに大阪の初日というのは、遂に日の目を見たという気持ちも手伝って、感動的でしたね。
タグチナオキ:
確かに武道館も一つの完成されたショーとしては素晴らしかった。オープニングのレーザーの演出は驚いて声が出せなかったぐらいです(笑)。だけど、スタンディングのライヴ独特の緊張感やパワーのぶつかり合いであったり、彼女たちと共に熱狂を作り出すような、そういう感覚が薄かったかなと思います。
senu:
僕は「GAME TOUR」は札幌と横浜2daysの3回、「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」は2日とも参加していますが、やっぱり「GAME TOUR」ですね。 Perfumeのライヴを初めて見たと言う事もありますが、札幌では運良く最前でしたので必要以上に楽しめました。「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」は一級のエンターテインメントでライティングや演出もすばらしいもので「ここまで来たんだ…」との感動はすごく感じました。 でもライヴハウス、特にキャパ500人の札幌から入ってしまい、常に客と会話している様な距離感と一体感を知ってしまうと何か手の届かない存在になってしまった感がありました。
赤ジャージ:
僕は「GAME TOUR」は大阪の1回、「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」は二日目のみの参戦です。単純なライヴとしての楽しさという意味では、「GAME TOUR」のほうが大きかった気がしますが、それまでずっとZEPPクラスのロキノン系のライヴに行っていたこともあって、ノリ自体に圧倒されることはあまりありませんでした。もちろんアイドルがそういうライヴをやっているということを考えれば確かにすごいんでしょうけど、ライヴを楽しんでいるときはそんなこと考えないですしね。
そういうわけで、単純に普段行かないクラスのハコだったからというのもあるかもしれませんが、「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」のほうが相当衝撃的でした。武道館の席などの形状のせいも多分にあると思いますが、見ている側が少し汗をかきつつもすごく穏やかに幸せな気分に浸りながら、刺激的で挑発的なショーを繰り広げる彼女たちを見ている。・・・という空間が本当にありえないと思いました。ちなみに、それまでPerfumeのライヴで泣いたことはないのですが、武道館だけは、6~7回は涙が出ました。なぜ涙が出たのかはいまだにわかりません。