「ラジオスターの悲劇」へのオマージュ

WORLD'S END
1999年のセカンドそしてラストアルバムとなったのが、『WORLD'S END』。全体的にネオ・ニューウェイヴの時期とも重なったためか、ニューウェイヴ度が高いです。ヴォコーダーの使用も増えていますね。ファーストのホノボノ感が好きだった人には、賛否両論かもしれませんが、相変わらず突き抜けたポップ度はLaB LIFeならではの作品。

Sky Love
World Wide Love Song
このラストアルバムの根幹を成しているのは、「ラジオスターの悲劇」へのオマージュです。このアルバムからも「World Wide Love Song」と「Sky Love」がシングル化されていますが、「Sky Love」の最後を40秒を飾るのは、「ラジオスターの悲劇」です。ここまでなら、ただのネタだと言えるかもしれません。しかし、最後の2分あまりの「Kiss」は、ほぼ全曲が「ラジオスターの悲劇」へのオマージュを込めたオリジナルソングになっています。トレヴァー・ホーン先生にぜひ聴いてほしいものです。

余談ですが、以前仕事依頼があったらしい細野晴臣先生がPerfumeを聞いて、「バグルスみたい」と言っていましたね。

早すぎたマッシュアップ

ayu-mi-x II version JPN
ここでLaB LIFeとしての活動は終了なんですが、2000年にLaB LIFe名義でリミックスを大谷友介はしています。「ayu-mi-x II」としてNon-Stopも含めて4ヴァージョンのCDが出ていますが、その中の『ayu-mi-x II version JPN』に収録の「too late(LaB LiFe Remix)」です。これが、早すぎたマッシュアップなんです。マッシュアップの定番ネタとも言えるNew Orderの「Blue Monday」は、カイリー・ミノーグの「Can't Get You Out Of My Head」ともマッシュアップされていますが、これを2000年に使っているセンスは侮れません。これが浜崎あゆみの最高傑作ですというと怒られそうですけどね。

うーん、LaB LIFe、今ならもう少し売れたんではと・・・惜しい。

フューチャーポップのルーツとしての渋谷系

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