テクノポップ/アーティストインタヴュー

航空電子の歴史(3ページ目)

会社紹介ではありません! テンション高いニューウェイヴが疾走する新譜『AFTER BURNER』発売記念インタヴュー! バンド誕生から現在まで・・・航空電子の歴史を語っていただきました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

メカパンダ

ガイド:
『SONIC BOOM』では、DEADCOPYの「メカパンダ」のカヴァーもやっていますよね。ちょうど、僕が航空電子のライヴを見た時「メカパンダ」をやっていて、驚いたのを覚えています。

ワタナベ:
航空電子のほうの「メカパンダ」しか知らなくて、後から DEADCOPY版を聴きました。その後DEADCOPYのライヴのサポートで「メ カパンダ」も叩いたんですが、全然違いましたねぇ。

タバタ:
そもそもの始まりは、AllAbout のDEADCOPYの回を読んでもらうといいんですが(笑)、1999年のDRIVE TO 2000でDEADCOPY の面々と知り合って、2000年の3月くらいに、航空電子が動き出す直前に僕が「メカパンダ」のリミックスをやったことがきっかけです。で、感謝の気持ちで航空電子が始まった当初からカバーさせてもらったり、タムラくんにゲストで出てもらったりしてるうちに、気付いたらタムラくんがメンバーになってて(笑)、それでメカパンダを収録する事になりました。

SONIC BOOMでは、歌詞を時代に合わせて一部変えさせてもらってます。それから、DEADCOPYといえば、航空電子のアートワークはほとんどの作品(『I'm proud e.p.』以外)、DEADCOPYのシノダくんの手によるものなんです。今回のアルバムもそうですが、アートワークの遊び心にいつもワクワクさせてもらってます。アルバム制作メンバーと言っても過言ではない深い付き合いです。

クスモト:
DEADCOPYには足を向けて寝られません。

完璧な模造品~DEADCOPY(All Aboutテクノポップ)

華原朋美

ガイド:
I'm proud e.p.
BLACK BOXXXX
セカンド・ミニアルバム『BLACK BOXXXX 』(2005年)の後、2006年に『I'm proud e.p.』をリリース。これって、華原朋美のカヴァーですよね。HONDALADY、FARMSTAYと三組でそれぞれされた企画盤のようですが、これはどのような経緯でやることになったのですか?

タバタ:
あれは、2005年の年末に、赤坂で『I'm proud e.p.』のプロデューサとなる三浦氏とばったり会ってどうでもいいことをいっぱいしゃべってる中で、どういう話の流れだか 「TKってすげえよな」って話になって、「じゃ、来年はアイムプラウドで!」って言って別れて年を超したんですよ。で、勿論そんな事すっかり忘れてたんですが、ある日電話がかかってきて、「アイムプラウドやるから」って言われて青ざめたという(笑)。で、その時ちょうど同じレーベルに所属していた僕ら3バンドに白羽の矢が立ったと。

クスモト:
なんか「こんどカヴァーやるよ」ってタバタから話を聞いて、ふーんぐらいに思ってたんだけど、それが華原朋美だって聞いたときは「カハラかよ!」って心の中で力いっぱいツッこみ入れました。逆に燃えました。
航空電子ライヴ

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