テクノポップ/アーティストインタヴュー

MOTOCOMPOのDr.USUI登場(4ページ目)

90年代末のネオ・ニューウェイヴから現れたバンド、MOTOCOMPOのメンバーでもあるDr.USUIがソロ作『Datajockey』をリリース! エレクトロ魂溢れる快心の作となっています。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

海外ツアーの反応

ガイド:
2007年に続いて、5月から海外ツアーに出られますが、反応はどうだったしょうか? 

Dr.USUI:
昨年のMOTOCOMPOのUKツアーよりもさらに長く滞在したんですが、上々の反応でした。ツアー初日が、Dr.USUIとしての初ライヴでもあったのですが、それがいきなりブライトンのフェス「The Great Escape」だったんです。しかも、運良く日本人アーティストとしては唯一メイン会場のひとつであるCoalitionというクラブで。さらに、今まさにUKチャート上位にいるSam Sparroとの競演で、とにかく興奮しました。Sam Sparroのライヴをステージから見れたりして、そっちのインパクトが強すぎて自分のことはあまり覚えてないんですが・・・、とにかく楽しかったです。

TELEXとautoKratz

ガイド:
Dr.USUIが過去一番リスペクトするアーティスト、今一番注目しているアーティストがいたら、教えてください。

Dr.USUI:
音楽史上で、、、となるとちょっとでかくてなかなか難しい所ですが、ソロ・アーティストDr.USUIとして、またMOTOCOMPOのDr.USUIとして強く影響されたテクノポップ系アーティストという意味では、TELEXを最もリスペクトしています。TELEXの曲はどれもキャッチーで、シニカルで、自分もそういう楽曲が作れることをいつも目指しています。

注目しているアーティストといえば、今回のアルバムのコメントももらったautoKratzですね。数年前から、友人として付き合いがあって、autoKratzとしての活動を始めた2年前にHarcopatchのリミックスを頼んだり、それぞれが東京やロンドンに来たときに会ったりしていたんですが、昨年ロンドンに行ったときに、KITSUNEと契約した!っていって喜んでたのが印象的でした。これからどんどん活躍していってほしいですね。

ガイド:
UKツアー後の予定、ソロおよびMOTOCOMPOとしての抱負などありましたら、お願いします。

Dr.USUI:
Dr.USUI名義の活動によって、明確になった部分があるのでMOTOCOMPOの方向性も新たに見出せそうな気がしています。また、ぜひライヴに遊びに来てください~。

■Spoon Market
9/21(日) @代官山UNIT
Live : tokyo pinsalocks, Dr.USUI、他
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