テクノポップ/近未来型アイドル

近未来対談~Aira Mitsuki(3ページ目)

Perfume対談と平行して開始する新対談第1弾! けろっぐ博士を迎えて、最近話題の近未来アイドルをまろやかに分析します。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

挑戦状!

先生:
DISCOVERED
capsuleが一番多く引用しているのは、Daft Punkでしょう。特に、エレクトロ期においては、Daft Punkも巧みな引用の積み重ねですからね。元ネタ明かしという禁断のテーマを『DISCOVERED~A COLLECTION OF DAFT FUNK SAMPLES』でやっていますね。ちなみに「デジタル・ラブ」の元ネタは、George Dukeの「I Love You More」です。

博士:
しかし、先にも述べた様に、誰でも一聴して解るメロディー的ではなく、こうした小技で攻めてくるあたり、フォロアーと言うより“ちゃんと解ってるぞ!”と言う挑戦状のようにも感じますね。

そして、さらにリミックスで実力を見せ“まだまだコレだけじゃないぞ!”と言う暗示の様にも読み取れます。 しかし、例えば「マカロニ」にダンスリミックス・ヴァージョンがカップリングされていたら、逆にせっかくの世界観が興ざめしそうですよね。

先生:
リミックス収録の是非について多少異論があります。確かに不必要なリミックスも昨今多いですが、リミクサーで映える曲というのもありますからね。確かに、Perfumeなんかは中田ヤスタカ以外のリミックスは結構難しいものがありますね。

カップリングの「キャンディーライト・モード」は、声にはエフェクトがかかっているものの、生ギターが結構全面に出ていますね。ちょっとCOLTEMONIKHA風。

博士:
だって略すると「C-モード」じゃないですか!! コンテ・モードですか? 洒落効いてるのか? もう、わひゃらないっ!! わひゃるけどっ教えないっ!!

元気ロケッツはパンクバンドではない

先生:
ここで博士にJKかしゆかになられても困ります。でも、こんな対談者が現れたら、面白いですね。では、Perfume対談に博士、助手に続いてJKも募集します。JKのフリをする男性は不可です。

ライヴでは、元気ロケッツの「Heavenly Star」もカヴァーしているんですよね、Airaちゃん。

博士:
すっげー反省なのですが、最近まで“元気ロケッツ”はヘッドバッキング系のパンクバンドだと思っていました・・・申し訳ない。でもそんな感じのネーミングだよね・・・ダメっ?

先生:
ダメです! ネーミング的には電気グルーヴのノリでしょ。
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